梅雨の光 解説的エッセイ

 自分の曲の解説とかかなり久々である。

 こちらにはまだアップ出来ていないので、とりあえずスタエフ側の原因をリンクだけ....

 久々に再生数の伸びたピアノ曲。ピアノインストをそもそも作っていなかったので、たまにはね。

 梅雨は尤も嫌いな時期で、冬より嫌いだ。夏の中で梅雨だけは嫌いで、この長さでその年の当たり外れが変わってくる。勿論去年はハズレだ。

 今年は梅雨に入ったのかどうか分からないが、とりあえず最近は晴れの日もあるので、心は穏やか。

 六月は基本的に気分がナーバスになりがちで、対人関係も上手く行きにくい。雨はやはり気持ちを沈める。

 仕事もいつ飛んでしまうか分からない気持ちの中、行なっている。何だかんだ長く働いているからこそ、禁句がある。

「辞めた方がいい」

 フリーの仕事に手を出し始める前は、辞めてから考えてもと思うこともあったし、実際それで何とかなってきた。事実限界突破で辞めてきた。

 だが、辞めるという選択を取れない人に対して、その発言はストレス以外に与えるものはない。出来たらそうしている事を発言する事の愚かさはなかなかない。

 正直な話、次を探す体力が回復しきれていないのだ。今の仕事をやりだす前に、入社しては条件の不一致で探し直しというのを繰り返した事で、疲れてしまったのだ。

 それをまた行うことも、仕事を覚え直す体力も、残っていない。

 何より組織で誰かと一緒に仕事をする体力を削り切ってしまった。

 他の組織への希望がある時と、今のように希望を失っている状態では、「辞めたらいい」の発言は全く異なる。雑音でしかない。

 話が逸れすぎてしまった。これだから六月は嫌だ。とりあえず、仕事を辞めることを考えている人、ナーバスになっている人に、この発言は暴言と心得てほしい。言っていいのは、いつ退職日にするのかを考えている人か、すでに辞めることを決めた人だけだ。

 そんな事を考えたくなる六月。貴重な晴れの日が、天気の通りに明るくありたいと思う気持ちが、このメロディーを生み出した。


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