『リミットブレイク!』配布データの解説

こんにちは、水鳴 倫紅です。
ボカロ曲に対する解説なので強引に「#vocanote」タグを付けますが、
自作曲なので話半分で読んで頂けたらと思います。

ニコニコのコミュニティ、
『KAITO調声&DTM技術交換会』

で、解説した配布データの要点をまとめておきます。
Studio One 3版です。

解説する前に個人用として纏めながら作成したものなので、
本番とは内容が一部違う可能性があります。

尚、今回解説する動画は此方になります。

配布するデータも此方のリンクからお受け取り下さい。

今回の流れとしては、
ドラム→コード進行の一部→サビ前・サビの処理、になります。
初心者向けの解説を目指したので高度な技はありません。

まずはドラムトラックから。

擬音で表現すると、
た↑た↓た↓ / た↑た↓た↓ / た↑た↓ となるよう、
ドラムトラックベロシティを調整しています。
16分音符の2・3個目/5・6個目/8個目のベロシティを下げると、
それっぽくなります。

V2以降のVOCALOIDでは「ベロシティ」は「子音の長さ」を指しますが、
Studio One などのDAWでは「音の強さ」を指します……たぶん。

次にコード進行の一部をざっくり解説します。
Aメロのコードは、(ソドミ→ソレファ→ソシレ→ソドミ)
たぶんC→G7(omit3)→G7→Cの展開系(ぐぐった)
サビはF→G→C→G→F→Gをひたすら繰り返すだけ です。

コード解析は、今回は『Songle』ってサイトにピアプロの音源を手動で追加してやりました。


ただ『Timidity』というフリーソフトに、和音部分のMidiファイルを書き出して検出してみるのも楽しいとは思います。


コード名はわからないので、
生放送の時もこう和音の名前で言って頂けると水鳴が助かります。

最後にラスサビ前、ラスサビの処理 を緩く解説します。

ラスサビ前で音を抜く、ということはありがちな手段のようで。
今回はベースの音源を抜いて音を軽くしています。


ラスサビは2度? 転調する、というのもありがちな手段のようで。
今回は123小節目で転調とかしてますが、流石にそこは狙っておりません。
「ラドラド」(F(ファラド))中心のコードから、
「シレシレ」(G(ソシレ))中心のコードへ転調しております。
多分比較的簡単に盛り上げる手段です。


今回の楽曲解説はこれで終わりです。
動画でやるのが機材+コミュ力的に足りていないので、
今後はnote等のテキストサイトでまとめながらやっていこうと思います。