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楽しい不動産英単語 第10回 不動産投資の基本単語 ー Enjoy English Expressions for Properties Vol.10- Basics of Profit Making by Property Investment

<文章からバーチャルな不動産を想像して楽しもう!>
<Fun Reading for Imagining the Virtual Property!>


今回は

不動産によって利益を出す基本単語について


英語の基礎を押さえておきたいと思います。

日本は投資によって個々人が資産を増やす時代に突入するそうですね。確か、そんな話を首相がしていたように思うのですが。

では行ってみましょう!

不動産を所有 owning a property している場合

大きく分けてふた通りです。

1)賃貸収入 rental gain / income gain / rental income
持っている不動産を人に貸し出して、その家賃収入を得る、利益の出し方。

2)資本収益(率)investment return  または 物件値上り益 appreciation profit
持っている不動産を売却したときの、購入価格 purchase price売却価格 sale price の差が単純に利益 profit または損失 loss となります。持っていて売らずに、市場価格 market price が上がっていくのを喜んでいる、取らぬ狸の皮算用的なままだと、含み益 unrealized profit ですが、実際に売って、利益を確定し実現利益 realize profit とすることもできます。

他には、


3)不動産を直接所有しないけれども、不動産分野に投資するファンド型の金融商品が、不動産投資 REITs (Real Estate Investment Trusts) ですね。

もちろん、これら以外にも賃貸の変形で、不動産投資グループ REIG s (Real Estate Investment Groups )とか、IT技術を使った オンライン不動産投資/不動産クラウドファンディングReal Estate Cloud Funding などがあります。最近のIT 技術の進歩で、さまざまな進化系があり、「頭のいい人はどんどん儲けてください、私はもう、追いついていけません」状態です。

しかし、形を変えたとしても、1)と2)が基本で、これをどのように達成させるかの技術的な違いが加わったものと考えて良いと思います。2)の資本収益を上げるやり方の中には、転売もあり、House Flipping とも呼ばれます。これは、ただ単に買って売るだけではなく、市場価格より低く買った物件 the property purchased with lower than market price を、改築リフォーム renovation して、市場評価額を高め increase the market valuation 高い価格で売り抜けることを専門にした、業者でなければ難しいやり方です。



The Home Depot はアメリカで人気のDIY用建材ショップ。業者もこういうところから買って揃えます。自分で買って、それを業者にお願いする方が安く上がります。



不動産というのは夢がありますから、

アメリカでは不動産専門テレビチャンネル

がたくさんあって、
ボロボロの家だったものが美しく修復されるのを見て、スカッとさせてもらうことも多いです。

有名なチャンネルの例:
Property Brothers :イケメン双子が、CGを駆使して、買い手の望みを反映したプランを作り、買い手がそれに合意したら、契約となります。ちゃんと直した後、居住使用している様子も流れます。部屋数が多いけれども広いオープンスペースにしたいとか、キッチンを広げたいとか、一部収益物件(賃貸部分を作る)にしたいとか、客の望みは色々です。

Fixer-Upper :元々、修理が必要、または修理すればハイグレードな物件になることを指す言葉がfixer-upper。転じて、修理屋を指すこともあります。テレビ番組としては、夫婦が顧客の希望に合わせて家を修理し、綺麗に生まれ変わらせる、その過程や結果を見せる、一種のリアリティ·ショーです。

Flip or Flop :こちらも夫婦ものが、転売目的で頑張る一種のリアリティー・ショーです。この夫婦の方が、フィクサーアッパーより、豪華でお金好きな雰囲気ですが、出来上がりも、妻のデザイナー感覚が反映されています。タイトルは「転売か失敗か」ぐらいに訳せると思います。最後にマーケットに出して、高額で売れず、修繕費を引くと、ほとんど利益にならないという失敗もあります。

Good Bones :弁護士と建築家の母娘がタッグを組んで、土台の骨組みはしっかりしているのに、手入れされていないばっかりにボロボロになってしまった物件を探し、それを理想的な家に直して売るというもの。娘と一緒にこんなふうに仕事ができたらいいな、なんていう思いで見ている高年齢層も多いと思います。

Love It or List It :二人のエージェントが競い合います。一人は、持ち家を上手にリフォームして、住み続けることを推奨します。つまり、Love It です。もう一人は、顧客の望む地域にある欲しい要素を全て取り込んだ物件を探してきます。それを買うということになると、元々の家は売りに出す List It ということになります。

Tiny Nation :他の国から見ると巨大な物件が主流のアメリカで、小さいスペースにどんな工夫をしたら楽しく住めるかを見せてくれます。日本的アプローチと共通する部分もあって、楽しめます。ただ、建物そのものは狭小でも、外にテラスを大きく作ったりできるところが、日本とは違います。

などなど、アメリカに行くとずっとこればっかり見ています。実際に建築業に関わる友人は、これらの人気を喜んでいると思ったら、「実際はテレビみたいにいかないし、もっと人手もお金もかかるのに、こんなに安く簡単にできると思われたらたまらない」と言ってました。いろいろあるんですね。

次回、もう少し、1)と2)について見て見たいと思います。


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