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TOP2は「ヤクルト」「カルピス」、好きな「乳酸菌が入った飲み物」ランキング

毎月23日は「乳酸菌の日」とされています。そこで今回は10~60代の男女を対象に、市販の「乳酸菌が入った飲み物」を飲む頻度について調査。好きな乳酸菌が入った飲み物についても聞いてみました。

1.「乳酸菌が入った飲み物」を「週1日以上飲む」人は全体で37%

カルピス、ヤクルトなど市販の「乳酸菌が入った飲み物」を、ふだんどのくらい飲んでいるか聞きました。

全体で17%の人は「まったく飲まない」と回答。頻度としてもっとも高いのは「月に1日より少ない」で、24%という結果に。「ほぼ毎日飲む」「週4~5日飲む」「週1~3日飲む」を合わせた【週1日以上飲む】という人の割合は、全体で37%となりました。

年代別にみると、【週1日以上飲む】人の割合は、10代・60代で4割超と高くなっています。10代は幼少の頃からの習慣で飲んでいる人も多いのかもしれません。
また、20代以降では年代があがるほど「ほぼ毎日飲む」という人の割合が高くなっています。60代では、「ほぼ毎日飲む」という人は2割弱と他の年代に比べてやや高めです。

一方、「まったく飲まない」という人は、20~30代でやや高め。特に20~30代男性では2割超となっていました。
男女別では、特に大きな差はみられませんでした。

2.みんなが好きな「乳酸菌が入った飲み物」、全体TOPは「ヤクルト」。特に10代、20代に人気

市販の「乳酸菌が入った飲み物」をふだん飲む人に、代表的なものの中から好きなものを聞きました。
全体でもっとも高い割合なのは「ヤクルト」で6割超2位は「カルピス」で5割超です。「ヤクルト」シリーズの「Y1000」は、「目覚めがいい」「ぐっすり眠れる」などSNS上で口コミが広まり、一時期は売り切れが相次ぐなど話題となっていました。

3位以降は、一時的な胃の負担をやわらげるLG21乳酸菌が話題となった「明治ブルガリアのむヨーグルト(LG21など)」、お笑い芸人の錦鯉が出演しているCMでもおなじみの「ピルクル」、強さひきだす乳酸菌として注目の「明治プロビオヨーグルトR-1」が続きます。

年代別にみると、全体と同様にすべての年代で「ヤクルト」「カルピス」がTOP2に。特に10~20代では、「ヤクルト」の割合が7割前後と高くなっています。また、10代では「カルピス」も6割超と他の年代に比べて高い割合でした。「ヤクルト」と「カルピス」は特に若い年代に人気があるようです。
さらに、10代では「ぐんぐんグルト 3種の乳酸菌」が5位にランクイン。特に10代男性で他の年代層よりも2割弱と高めでした。カルピスと同様に500mlのペットボトルでゴクゴク楽しめる商品なので持ち歩きに便利、部活の後に飲むという10代もいるのではないでしょうか。

30代では「ピルクル」が3割超と人気です。睡眠の質を改善する、疲労感を軽減するといった訴求が、仕事や子育てなどで忙しい働き盛りの世代にささるのかもしれません。

男女別にみると、「ヤクルト」「明治ブルガリアのむヨーグルト(LG21など)」は、男性よりも女性のほうがやや高めの割合でした。特に30代女性では、「明治ブルガリアのむヨーグルト(LG21など)」が3割超でもっとも高い割合に。
さらに10代女性では、乳酸菌のほかにビタミンC・Dも摂取できる「森永マミー Wの乳酸菌」がやや高めでした。

そのほかにも、地域別では乳性炭酸飲料「Skal」が中国、九州・沖縄で2割超と高い割合に。もともとエリア限定で販売されていたことも関係しているかもしれません。また、「ヨーグルッペ」も九州・沖縄で高めの割合でした。


「ヤクルト」「カルピス」などを代表に、昔から多くの人が慣れ親しんでいる乳酸菌入りの飲料ですが、乳酸菌の種類や機能性にこだわったものや大容量で飲めるものまで、さまざまな商品をみかけます。味わいが好きという人や、健康意識で飲んでいるという人まで、飲む理由も人それぞれありそうですね。

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【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2023年1月12日~2023年1月14日
有効回収数:5254サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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