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梁山泊ルート例(2024年3月)

山東省済寧市梁山県に行った時のルート例です。

私は旅行の順路を考えるのが本当~~~に苦手。
行ったことの無い土地への想像力が働かなくて…。

さらに、インターネットで調べても明確な行き方がよくわからなかった。

そういうわけで、梁山泊へのモデルコースが欲しいよという思いから書きました。どうやったら梁山泊へと辿り着けるのか。備忘録がてら誰かの参考になればと……思います。

簡単に梁山泊へ行きたいよ!!

梁山泊の位置、地図


梁山泊は山東省 済寧市 梁山県にあります。

簡体字とピンイン(地図表記がソレなので)
山东省,济宁市,梁山县
shāndōngshěng ,jìníngshì, liángshānxiàn

目的地である梁山泊の施設名は「梁山水泊風景区」

梁山水泊風景区

上海の方には、水滸伝ドラマ村があるらしい…?そちらも気になりますが、今回は実地を求めて山東省に行きました。

山東省済寧市梁山県
梁山県周辺の市街地


梁山県に行くには、まず周辺の市街地まで高速鉄道(高鉄)や飛行機で向かい、そこから梁山県へ向かうという行き方になりそうです。

考えられる選択肢としては、
済寧市まで高鉄で行く。
聊城市まで高鉄で行く。
済南市まで空港で行く。

この三種類かなと思いました。
自分は北京から来る方法を取ったこともあり、今回はの行き方になりました。
➁と➂は他に詳しい人がいたら教えてください…。

今回使用したルートの概要

北京から高鉄に乗り、済寧市に到着。そこからバスで梁山県へ向かいました。
地図で見ると以下の通りです。

[北京]→[済寧(jining 宁)]→[梁山水泊風景区]

北京から済寧
済寧(地図の東)から梁山泊(地図の西)


その時に使った乗車駅、降車駅名
は以下の通りです。

[北京南駅(高鉄) 発]→[済寧北駅(高鉄) 着]
→徒歩5分
→[済寧北駅{B5路}(バス) 発]→[梁山汽車駅(バス) 着]
→タクシー移動
→梁山水泊風景区に到着

という行き方が良さそうです。

未だにこれが一番良い方法だったのかわからないので、「オススメ!」という言い方は出来ませんが、都市からの直通バスもありますから、比較的良いルートだったんじゃないかと思います。

以上が、今回梁山泊へ行くにあたり使ったルートでした。


ここから先は、より細かい話になるので、実際に行こうかなと思い立った時に見て頂いた方が読みやすいのではないかと思います。

①北京から済寧市へ。(高鉄)

[北京南駅]→[済寧北駅]
所要時間は3時間程度。

実は、済寧北駅よりも、圧倒的に梁山泊に近い「梁山駅」があります。
ざっと調べた感じ、所要時間は、北京からだと早くて6〜7時間ほどかかります。ですが、バスとかの乗車時間を考えたら案外これも悪くなかったかも…。と思います。

梁山駅から梁山泊は、車で30分ほど。
この道のりはタクシーもしくはバスで行ける。


②済寧市から梁山泊へ。(バス)

バス済寧から梁山泊に行きました。

高鉄の済寧北駅で下車し、そこから直接梁山泊に行く必要があったので、そのまま済寧北駅(バス番号はB5路)→梁山汽車駅下車(所要時間1時間半)という路線を利用しました。

調べた感じだと、済寧市内であれば、他の停車駅から梁山泊へ行ける直通バスもあるようです。
なので、今回挙げている駅名やバス番号の「B5路」というのはあくまで他の高鉄からそのまま梁山泊まで向かう場合、になるかと思います。
ちなみに高鉄から一気に梁山泊へ向かう場合は、必ず済寧北駅で降りてください。同じく済寧市内に済寧東駅というものがありますが、ここで降りると直通バスが無くて詰みます。(体験談)

おまけ(地名などの拼音表記)


[日本語表記]
[北京南駅(高鉄)]→[済寧北駅(高鉄)]→徒歩5分→[済寧北駅[B5路](バス)→[梁山汽車駅(バス)]→タクシー移動→梁山水泊風景区に到着

[簡体字表記](地図を読むのに便利)
北京南站(高铁)→济宁北站(高铁)
→步行→济宁北站[B5路](公交)→打车→到达梁山风景区

[拼音表記](車内放送を聞く時等に便利)
Běijīng nán zhàn (gāotiě)→jìníng běi zhàn (gāotiě)
→bùxíng →jìníng běi zhàn [B5 lù](gōngjiāo)→dǎchē→dàodá liángshān fēngjǐng qū

ホテルについて

「水滸ホテル」(水大酒店)という、梁山泊のド麓に泊まりました。ホテルから梁山泊観光地の入り口までは1キロ。これはかなり近い。

良かった点
・景陽崗や獅子楼にも行こう!となった時に比較的融通が効いてよかった。そりゃ梁山泊起点ですからね。(笑顔)
・梁山泊の麓に泊まっているので、朝の空気も夜の雰囲気も全て梁山泊観光の糧になる。(早朝4時にホテルを出たら遠くから鶏の合唱が聞こえて来た。そして月の浮かび方もとても綺麗だった)
・ホテルそのものが異様に豪華。ホテル全体が水滸伝推しなので、水滸伝に関わるものがたくさん飾られてる。館中を散策するだけで、少なく見積もっても1〜2時間は時間が潰せそう。

各部屋のドア横に、回の冒頭部分が飾られる。
水滸伝の本。
百二十回本と百回本が各二冊。
キャラ相関が一冊。
あともう一冊は済寧市の観光ガイド。
アメニティ。水滸と書いてあるだけでニッコリ
デカすぎ

悩ましい点
・山なので夜が暗すぎる。日没前に帰らなければ、という焦燥感がわずかにある。でもタクシー移動で繁華街に行くなどすれば問題はないかもしれない。
・北京に帰ろう!と思ったり、空港に行こう!と思った時にやや遠い。自分は何故、わざわざ山の麓に寝泊まりしてるのか、、ほんの一瞬、わからなくなった。

一長一短あるかもしれないけれど、また行くなら結局ここに泊まりたいです。二泊三日だったのに全然ゆっくり見て回れなかったので…(⌒∇⌒)次はこのホテルに置かれている飾りとかもしっかり散策したい。

水浒大酒店の詳細サイトはここ

ここまでの旅程に使ったアプリ

滞在一週間はこの辺のアプリで全て解決した


Google系が使えないので、Google mapsも使えません。

山東省に行くまでに使ったアプリ

・「高德地」地図アプリ。普通に便利。
・「百度地」地図アプリ。「〇〇経由での目的地」という調べ方は、こっちの方ができた気がする。
・「alipay 支付宝」交通賃金用。高鉄の予約、バスの乗車、タクシーの呼び出しなどが出来る。

これらがあれば、基本的に山東省まで行けました。
タクシーは遠慮せず使った方が良い気がします。到着まで2時間かかる場所へも、運転手さんは二つ返事で乗せてくれた。(むしろ私の方が緊張した。)


以上です!

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