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英語が苦手な中高生、集まれ!英文法の基礎の基礎を解説!


まずはここから英文法

 今回は、「英文法を勉強するならここから始めよう」をテーマに記事を書いていきます。ではどうぞ!

Step1

1 語とは?
 I go to school at nine o’clock. (私は9時に学校に行きます。)

・I/go/to/school/at/nine/o’clockのように文を作る一つ一つをといいます。語は辞書(英和・和英辞書)を使って調べることができます。

2 語の分類
・語はいくつかのグループに分けることができます。そのグループの名前を品詞といいます。
・まず、はじめに名詞・動詞・形容詞・副詞の4つの品詞を理解しましょう。

3 名詞
・物や事の名前を表す語を名詞といいます。
・名詞はnで表します。
例)dog(イヌ)/house(家)など

4 動詞
・動作や状態を表す語を動詞といいます。
・動詞はvで表します。
 例)run(走る)/eat(食べる)など

5 形容詞
・物や事の状態、特徴や性質を表す語を形容詞といいます。
・形容詞はaで表します。
 例)red(赤い)/big(大きい)など

6 副詞
・動作、状態、特徴や性質がどのようなものなのかを表す語を副詞といいます。
・副詞はadで表します。
 例)fast(速い)/early(早い)など

Step2

1 文とは?
・語をルールに従って並べ、大文字で始まり、ピリオド(.)、疑問符(?)や感嘆符(!)で終わる語群(語のかたまり)のことをといいます。

2 文の中での語
・文の中で語が果たす役割のことを要素といいます。
・要素には主語・述語・目的語・補語・修飾語の5つあります。

3 主語
・動作や状態の主体を表す名詞を主語といいます。
・文の中で最初に出てきた名詞が原則、主語になります。
・主語はSで表します。

4 述語
・動作や状態を表す動詞を述語といいます。
・主語となる名詞の次に置かれます。
・述語はVで表します。

5 目的語
・動作の影響を受ける名詞を目的語といいます。
・述語となる動詞の直後か既に出ている目的語となる名詞の後ろに置かれます。
・目的語はOで表します。

6 補語
・動詞を伴って直前の名詞の説明をする名詞か形容詞を補語といいます。
・述語となる動詞の直後か既に出ている目的語となる名詞の後ろに置かれます。
・補語はCで表します。

7 修飾語
・補語にならない形容詞や副詞を修飾語といいます。
・修飾語はMで表します。

8 動詞の直後の名詞は目的語か補語か?
・主語となる名詞と動詞の直後の名詞が「=」であれば、その名詞は補語の役割を果たします。
・主語となる名詞と動詞の直後の名詞が「≠」であれば、その名詞は目的語の役割を果たします。

 例)I am a teacher. 私は先生です。
  I=teacherなので、teacherは補語です。

 例)I eat a bread. 私はパンを食べる。
  I≠breadなので、breadは目的語です。

9 既に出ている目的語の後ろの名詞は目的語か補語か?
・目的語となる名詞と目的語の後ろの名詞が「=」であれば、その名詞は補語の役割を果たします。
・目的語となる名詞と目的語の後ろの名詞が「≠」であれば、その名詞は目的語の役割を果たします。

 例)I call my dog Pochi. 私は私の犬をポチと呼ぶ。
  my dog=pochiなので、pochiは補語です。

 例)I give you a present. 私はあなたにプレゼントをあげる。
  you≠a presentなので、presentは目的語です。

10 動詞の直後の形容詞は補語か修飾語か?
・動詞の後ろの形容詞の後ろに名詞があれば、その形容詞は修飾語の役割を果たします。
・動詞の後ろの形容詞の後ろに名詞がなければ、その形容詞は補語の役割を果たします。

 例)Cars are useful tools. 車は便利な道具だ。
  形容詞のusefulの後ろに名詞があるので、この形容詞は修飾語です。

 例)He is kind. 彼は優しい。
  形容詞のkindの後ろに名詞がないので、この形容詞は補語です。

Step3

1 特別な名詞①
・名詞の中で主語の役割しか果たさない名詞があります。
・その名詞を主格の名詞といいます。

例)I(わたしは/が)・We(わたしたちは/が)・You(あなたは/が)・You(あなたたちは/が)
  He(彼は/が)・She(彼女は/が)・It(それは/が)・They(彼ら・彼女ら・それらは/が)

2 特別な名詞②
・名詞の中で目的語の役割しか果たさない名詞があります。
・その名詞を目的格の名詞といいます。

例)me(私を/に)・us(わたしたちを/に)・you(あなたを/に)・you(あなたたちを/に)
  him(彼を/に)・her(彼女を/に)・it(それを/に)・them(彼ら・彼女ら・それらを/に)

3 特別な形容詞①
・形容詞の中で「特定・不特定」の意味を表す形容詞を特別扱いします。
・それ形容詞を冠詞といいます。

例)a(一つの/不特定の)・an(一つの不特定の)・the(共通認識の)

・aとanの使い分けは後ろに置く名詞の最初の音が母音の場合、anを使い、それ以外はaを使います。

例)a book 一つの本(一冊の本) an apple 一つのりんご

・冠詞は名詞の前にしか置きません。(だから特別扱いするのです。)

4 特別な形容詞②
・形容詞の中で所有(持っている)の意味を表す形容詞を特別扱いします。
その形容詞を所有格といいます。

例)my(私の)・our(私たちの)・your(あなたの)・your(あなたたちの)・his(彼の)・her(彼女の)
  Its(それらの)・their(彼ら・彼女ら・それらの)

・普通の名詞に’sをつけると所有格になります。

例)Tom’s(トムの)

最後に

 最後までお読みいただきありがとうございます。英文法を学ぶために必要な知識や知っておくべき用語などを解説しました。お役に立てば幸いです。では、次の記事でお会いしましょう。

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