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無料で企業分析ができるツール4選

こんにちは、LINICAのフロントエンジニアの大島です。
最近「分割型キーボード」が気になっていますが、沼に踏み出す勇気がなくギリギリのところで踏ん張っています。

弊社ではエンジニアも企画段階から会議に参加することが日常茶飯事です。エンジニアの視点から色々と意見を出しますが、企画の根幹に関わるビジネスサイドの議論に加わることも少なくありません。

企業分析する上で必要な情報は、例えば以下のようなものです。

  • 経営計画

  • 業界でのポジション

  • マーケットシェア

  • 競合他社

  • メディア掲載情報

これらの情報は、Googleで検索すれば出てきますが、情報として散らばっていたり、サイトの深い階層に格納されてたりするので、探し出すのに意外と時間がかかってしまいます。

そこで、これらの情報を効率的に探す上で力強い味方になってくれる企業分析ツールを4つご紹介します。

1. Baseconnect

Baseconnect」は法人営業支援サービス「Musubu(ムスブ)」を運営するBaseconnect株式会社による企業情報データベースです。

企業名で検索するとターゲット企業の概要や企業情報、事業所の場所や数を知ることができ、同業種で従業員数や売上高が近い企業もピックアップされているので、競合他社を調べるためのヒントとして活用できます。

また、企業検索メニューから業界ごとに地域、上場しているかどうか、従業員数、などで絞り込むこともできます(ちなみにMusubuの有料プランに入ると、問い合わせ先や業績割合などのデータも閲覧することができるようになるようです)

2. イプロス

イプロスものづくり」はものづくり分野の企業情報や製品情報、ニュースなどをまとめたBtoBデータベースサイトです。「イプロスものづくり」の他に、分野に特化した「イプロス都市まちづくり」と「イプロス医薬食品技術」というサイトがあります。

ものづくり企業に関する業界シェアや新製品のニュースリリース、IR情報などがまとまっているので、企業名で検索することで、ターゲット企業の情報を一括して取得することができます。

掲載企業は多いですが、PRしたい企業からの申告制なので、すべての企業を網羅しているわけではないため、競合調査には向かないかもしれません。

3. バフェット・コード

バフェット・コードは日米の上場企業の財務分析、ファンダメンタル分析を効率的に行うためのツールです。掲載されている企業は上場企業に限りますが、財務情報や決算月などを簡単に確認することができます。

ターゲット企業名で検索するとIR情報が一覧で出てくるので、経営計画などを効率的に確認することができます(PDFのダウンロードは無料ですが、Googleアカウントでのログインが必要です)

4. NewsPicks

NewsPicksはソーシャル型ニュースメディアとして有名ですが、企業単位での分析も可能です(要ログイン)。例えば検索ボックスから「Google」と検索すると、本文には関連するニュース記事が、サイドバーにはAlphabet Inc.の企業情報や業績推移、さらには競合比較のグラフが表示されます。

サイドバーに業績や競合比較が表示される

この情報はNewsPicksの運営会社である株式会社ユーザベースが運営する「SPEEDA」というプラットフォームから取得している情報のようです。SPEEDA自体は有料のサービスになるので、一部の情報だけでも無料で取得できるのはお得感があります。

まとめ

以上、4つの企業分析ツールをご紹介しました。近年はお金を払えば企業情報をかなり深いところまでまとめてくれるサービスが増えてきました。しかし、無料でもコツさえ掴めばたくさんの役立つ情報にアクセスすることができます。ぜひ活用してみてください。