シンプルを生む知性

シンプル・イズ・ベストという言葉を聞いたことがあるだろうか。

結局のところ、なんだかんだいっていちばん良い道は、単純な道だということを指した格言だと私は考えている。

複雑な道は、人から余計な体力を奪う。余計な悩み、余計な不安、余計な計画、余計な無力感。それだけである。だから、複雑な道は避けて、単純な道を進もう。とても合理的だと思う。


しかしながら多くの場合、あるのは複雑な道だらけである。あるいは、大量のループする寄り道である。何故こうなってしまうのか?


シンプルの道は、余計に体力を削らない。むしろ進めば進むほど元気になるほどである。ところがシンプルの道を進むことは、知性が必要なのである。

複雑の道は、体力を削るが、簡単なのだ。



シンプルということは、頭がいいことだろう。難しいということは、シンプルであるということである。


また勉強についていうならば、

堅く閉鎖的で機械的な勉強は長い目でみたら複雑で、なめらかで美しく繊細な理解に基づいた広い勉強は長い目で見ればシンプルである。

つまり、どのように体力を使うかが違う。

後者の方が良いに決まっている。

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