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2019年夏休み雑記の追記

こちらはグランド牧場で撮影したスズカマンボの像です。グランド牧場に初めて伺いましたが、とてもきれいに整備されていました。活躍馬を出せる牧場さんは基本が徹底されています。こういう積み重ねが結果につながるのです。

さて、夏休みの北海道旅行の追記なんですが・・・

旅行そのものよりも感じたことといいますかね~
やっぱりサマーセールを体感できたというのがものすごく大きな経験で、あの緊張感をじかに味わえたというのが、一口馬主、そして、地方馬主としての今後の在り方について考えさせられるものがあったのです。
一口馬主の制度のありがたさ、そして、今後、地方馬主としてどのようにやっていくのか?
セールを見ながら思ったのです。「もしこの馬を落としたとして、お金を払えたとしたら、どうするんだろう?」と。
一口馬主をやっていると、お金さえ払えば、育成もやってもらえて、クラブと調教師が連携して入厩やレースの選択もしてくれるし、騎手の調整もしてくれるし・・・やることはないんですよ。一口馬主は金を払うこと以外にやらなければならないことはないんです。
だけど、何もツテがない私がセールで馬を買ったとして、それからどうします?
まず、育成牧場で育成してもらわないといけないですよね。会場には育成牧場の紹介ブースがありました。ツテがあれば、紹介してくれるかもしれませんね。
それから、預かってもらう調教師を決めないといけませんね。ツテがない私はどうします?多分どこかで紹介はしてくれるでしょうけど、基本はツテをたどってお願いするしかないでしょう。
預託調教師が決まったら、育成場と連携して調教を進めていきまして、デビュー時期とレースの検討ですよね。私は馬主だから口は出せると思いますけど、まったく自分の話だけを通そうとはしないで育成場と調教師の意見は伺ってから判断しますよ。だってゲームじゃないんだからわからないことだらけですもの。
そしてデビュー・・・次走以降も育成場と調教師と馬主との調整です。馬主に決定権があるのは分かりますが、自分の意見だけを押し通すのはなかなか難しいでしょうね。

一口馬主だったら、このような調整や判断はクラブが全部やってくれる。これって自分の馬が動いている姿を見たいってことに特化したい方ならいい制度ですよ。それ以外の調整等はすべてクラブに任せられるんですから。それに何より、自分で育成場や調教師を探すとなるとかなり厳しい。結局ツテをたどることになる。そうなるといきなりトップステーブルのお世話になれる可能性は低いと言わざるを得ないし、そうなると必然的に自分の馬に一流ジョッキーが乗ることはほとんどないでしょうね。
でも一口馬主なら、馬を選べば預託調教師とよく乗ってくれるジョッキーがついてくる。

何を言いたいかというと、何もツテのない地方馬主は厳しいのですよ。一口馬主をやっていて活躍馬を引く方が楽しい可能性は大いにある。

つまり、普通のサラリーマンが馬主資格を取ってまで地方競馬をやるのは、虚栄心を満たすためなんでしょうな。

私もそうでしょうね。自分ではわからないですが。

そんなわけで、私もしばらくはオーナーズで楽しんでいって知り合いを増やしていってから、次のステップに進んでいければなと思いますな。

ちなみにオーナーズなんて一口馬主とほとんど変わらないですよ~
変わるのは気分だけ(笑)