ウインブライトQE2世カップ制覇

引越しの荷物を少しずつ片づけていますが・・・本当にゴミだらけですな。引越しのたびにごみを増やして移動させている感じがします。今回は約6年ぶりに自宅に戻れたので、ここでまじめに断捨離をします!

といいつつ、知人と焼き肉を食べて今戻ってきたところですが・・・

そんなわけで、今日はルメール騎手がフィエールマンで天皇賞春を制して8大競争完全制覇をしためでたい日なんですが、まさかそれ以上にめでたいことがあるとは・・・

ウインブライトが香港で行われたクイーンエリザベス2世カップに出走し、見事優勝しました!いや~先日、チャンスは大坂杯よりはあるとは書きましたけど、正直勝つとは思えなかったです。
でもね、チャンスは大坂杯よりはあるというのが実はとても重要なところなんですよ。競馬というのは色々な正の要素を積み重ねてレースを勝ちに行く・・・その正の要素が一番強いものが基本的には勝つ・・・ただし、そのレースにおける運の要素が強い馬がいる場合は除く・・・なんだろうと思うわけですよ。
現在の日本の競馬はノーザンファーム生産馬の天下となっていますが、なぜそうなっているか?一昔前は社台ファームだったのにいつの間にか取り返しがつかなくなるぐらいノーザンの力が増大していった。これはサンデーサイレンスで一発あてたからではないんですよ。ノーザンファームが正の要素を積み重ねていった結果なんですよ。なので、ノーザンファームの馬が海外のレースを勝ったら私は日本の競馬のレベルの高いことの証明だと思って素直に喜びますよ。
その流れとは逆なのがBRFグループなんですよ。一昔前は勝ち上がり率5割以上・・・6割の年もあったような記憶があります。重賞勝ちも大体世代2頭ぐらいはいたような・・・だけど現在3世代連続手重賞勝ち馬を出せていません。

なぜか?

先ほどの話と逆ですよ。負の要素の積み重ねの結果なんですよ。多すぎて細かくは書きませんけど、ロージズインメイやコンデュイット、アイルハヴアナザーがサンデーサイレンス並みに走る馬を出せる種牡馬ではなかっただけではないんです。

だけどね、BRFグループでもウインはラフィアンやコスモの馬たちと違った正の要素が少なからずみられるんですよ。騎手の起用とかレースの選択とか・・・今回のウインブライトの勝利に関しては運の要素も強いと思ってますが、それでも勝ちは勝ちなんです。それは、馬の強さに加えて他のBRFグループの馬たちよりも制の要素が強かったことと、多少の運を持ち合わせていたから・・・だと思いますね。

ウインは結果が出せてよかったです。全体的に見ると走ってないけど、イメージ戦略的にはウインブライトの一発は未勝利戦勝ち上がり率5割よりも新規会員を増やすにはもってこいです。めでたいことでありがたいですな。

レベルが全然違うけど、ウインムートも続いてほしいね~