デアリングタクト(ノルマンディー)が桜花賞制覇

いや~今日はこのことを書かずにはいられませんよ。
本日、第80回桜花賞が雨の阪神競馬場で行われ、デアリングタクトが道悪馬場をもろともせず、先行2頭で決まりかけた外から差し切って桜花賞制覇となりました。素晴らしい馬ですね~
この馬は確かかなり人気があって締め切り即満口になった馬だったと記憶しています。皆さん見る目があるんですよ。
私はもちろん持ってませんよ、見る目ないですもの(笑)
まぁでも正直エピファネイアが走るって思ってなかったし、牝馬にしては高かったんですよ。高かったといっても総額1760万円、一口44,000円でしたので、ノーザン系の一口価格から見れば安いのでしょうけど。なので全くのスルーです。当時なぜ人気したのかわからなかった記憶がかすかにあります。ただね、人気していたということは馬がよかったということなんでしょう。それは出資者の方々の見る目があったということです。
重ね重ねおめでとうございます~

で、今日はもちろんここでは終わらないですよ。
ノルマンディーはクラブ創設が2012年の募集からなんですよね。私は1期生なんですよ。会費が1000円(税抜)に飛びついて会員になりました(笑)。所属馬として現在9歳になりますがまだ現役馬が1頭、イオラニが頑張ってます。ということは、デアリングタクトは2018年の募集馬だから6世代目でクラシックの桜花賞を制覇したことになりますね。
かたやラフィアンはもう30年以上一口馬主クラブを運営していますが、G1は勝っていますが、クラシックには縁がありません。一時期はかなりクラブ馬の成績が向上しましたが、様々な要因があり成績がじり貧になってます。近年はクラシックに出られれば所属馬としては良く走っている方の成績のクラブになりました。クラシック出ればよく走ってるのは間違いないけどさ。
ここ数年、DMMのオークス制覇。ノルマンディーの桜花賞制覇と新興クラブに次々にクラシック制覇を先に越されています。老舗のクラブですけど、ユニオンにも先を越されました。
この事実をBRF総帥の岡田繁幸さんはどう思ってるのかってことです。DMMはセリで高馬を買ってきて、いい騎手載せて、いい調教師に預けて・・・ものすごく高額募集してでも夢を見るというコンセプトだろうから、まぁ先を越されてもそんなに悔しくはないかもしれないけど、ノルマンディーに先を越されたのは悔しいと思ってないはずはないと思いますよ。おそらく、自分たちはやることをやっているけど、ノーザンが強すぎる。一発種牡馬が当たれば巻き返せると思っていると思います、多分。
だけどさ、競馬って種牡馬の能力だけじゃないよねって話。
育成は?騎手の起用は?繁殖牝馬の質は?調教師の開拓は?競走馬のローテーションとかは?
他にもいろいろあるかもしれないけど、そういったところに手を付けていかないの?それらはもう完ぺきで手を付ける必要がないと思ってるの?
ノルマンディーは運がいいのかもしれないけど、たったの6年世代でクラシックを勝てたのは事実として残るんですよ。
ノルマンディーとの違いはどこだと思います?松山騎手なんてラフィアン乗せないよね?ローテーションも仮にエルフィンステークスを勝ったら、後どこかトライアル使うでしょ?若手調教師の開拓は?育成についても坂路一辺倒じゃないよ、ノルマンディーは。
色々ありますよね。色々。

ま、頑張ってもらいたい気持ちはありますが、私も金を出してるので、よりコンセプトに賛同できるところに出資をします。

しかし、これでノルマンディーの人気が再燃するな・・・一時期落ち込んだんだけど、また上がる。ノーザン系クラブは飽和状態だしちょっと馬が走れば流れ込むんですよね。しかも、会費安いから(爆)

でもこれで私にも希望が出てきた。自分がお世話になっているクラブでクラシックを勝てる馬がいるってことが重要です。気分の問題です。
ただし、クラシックを勝てる馬に自分が出資できるかどうかは別問題(爆)