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それはイレギュラー?それともレギュラー?「想定の範囲」の幅を考える

シナリオをどこまで描くか、というのは計画する上で当人の能力に依存します。青年会議所で議案を大切にする本質はここにあると私は思います。様々なケースを想定してどこまでリアルに細部まで描き外部環境の変化によっても目的を達成することに近づけるプランを考える力、これを鍛錬できるのが委員長や理事長という「長」の立場だと思います。

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オフィスが無くなっても仕事を止めるわけにはいきません…

今年の茅ヶ崎青年会議所の組織図の特徴

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公益社団法人茅ヶ崎青年会議所の最新の組織図です。ちなみに、下が昨年の組織図です。

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良いかどうかは別として、こんなに違います。特に違いを強調したいのが、専務理事と副理事長の配置です。当然ですが、これには大きな意味があります。

例年、委員会の担当副理事長を置いて、副理事長がいずれかの委員会を監督・指導します。専務が委員会を持つことも多いです。ただ、昨年は専務として私自身は担当委員会を持ちませんでした。それは組織全体をフォローしなさい、という小林理事長からの指示でした。

本年は、副理事長の木村副理事長に直接の担当委員会を持たせず、他方で金子専務と木村副理事長には全体を見てもらうためにこのような組織図としました。これは、正副はそれぞれ重職をLOM内外で担うため、様々なケアが必要になってくる可能性があるからです。想定外の対応に備えた体制であると同時に、その余裕を持っておくことが組織の幅になると考えています。

ヒト、モノ、カネ、時間はあるかないかより、どう活かすか、どうリスクに向き合うかが大切

私は基本的に、自分と未来しか変えられないと考えています。今という視点で言えば、どういう状態であっても事実として粛々と受け止め、その対処を考えるしかないと思っています。

一般的に、リソースと言えばヒト・モノ・カネそして時間が挙げられます。こういったリソースをいかに配分し、最大効果を狙っていくのがビジネスでも青年会議所でも同様です。従い、これらのリソースをいかに増やすかがポイントになります。

ただ、現状認識を誤っていたり、想定通りのリソースを使えないことも後々の事情で出てくることがあります。その時に、どのように対応するかがリーダーの見せどころでしょう。(とはいえ、現状認識が誤っているのだけはダメです。)

たとえば、人材が当初予定していたような活躍をしない場合が考えられます。この時は、その可能性を事前に想定し、その場合にどう対応するのかという検討が必要です。別の人を充てるのか、その上の人が動くのか、その下から引き上げて対応するのか。こういったことです。私くらいになると、どうしたらよいか分からずに、さらに禿げそうになります。

また、モノについても故障する可能性があります。たとえば、パソコンが壊れるとか、わかりやすいですかね。いいスペックのパソコンを買ったとしても壊れるときは壊れます。この時に、大事な資料をパソコンに保管していたのにー!って怒ってみても、意味がありません。なぜバックアップを取っていなかったの?ってことでしかありません。私くらいになると、パソコンに入っていたデータが消えてしまい、元のレベルにデータを戻すのに5日間何もできなくなりました。

カネについては、入るものが入らないとか、他の用途に必要になってしまうというケースもあり得ます。一般的にはそのためにキャッシュを余分に持っておくなどを皆さんされていると思います。時間についても、忙し過ぎてしまってスケジュール管理ができないなどありますよね。周りに時間を取られたとしても、それをこなせるように社員や仲間に動いてもらったり、自分のスケジュールを削るなど、工夫の余地はたくさんあります。それができないようなスケジュールを組まないことが何より大切なのだと思います。

このように、リスクは無限にあります。そのリスクを全て回避することは絶対にできませんが、多くの選択肢を持っておくことがリーダーの役割なのでしょう。そして、どんなときにも笑顔で余裕を持つこと。その余裕が「想定外」に対応する上で要です。ギリギリにならないように、段取りを大切にするのみです(と、私自身に言い聞かせています。)

今日からオンライン京都会議!

今日から京都会議がオンラインにてスタートしました。

朝から会議の連続です。オンラインですが、それでもたくさんの仲間がそれぞれにご活躍されている姿を見るのはすごく嬉しいですね!

たくさんのプログラムがあります。京都会議に参加したことない青年会議所のメンバーはこういうチャンスを生かしてほしいなって思います。

出向者の皆さん、ファイト‼

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