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定点観測の機会。京都会議がオンラインに決定。

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毎年一月に京都の地で開催される京都会議がオンライン開催に決定しました。この状況では仕方のないことですが、京都に行けないのは残念です。しかし、こういう年だからこそ何を京都会議から学び、自らの糧にするのか。オンラインという気軽さだからこそ、自らを律してしっかり参画したいと思います。

京都会議は日本青年会議所の一年のスタート

青年会議所メンバーは茅ヶ崎青年会議所や平塚青年会議所のように各地の青年会議所に所属をしています。そこで、まちづくりと人材育成をしています。そんなメンバーは、自身の所属青年会議所以外に、「出向」として神奈川ブロックや関東地区協議会、日本青年会議所のように、各地から輩出されたメンバーによって運営される会議体で活動する機会があります。

京都会議は、毎年1月に京都にて開催される、全国3万人強のメンバーが集まる日本青年会議所のスタートとなる式典や総会・会議・セミナーを実施する機会です。

2021年度の日本青年会議所の会頭は、野並晃(のなみあきら)君。一般社団法人横浜青年会議所より「出向」されています。(2019年度に横浜青年会議所の理事長をお務めになられました)

今年の一年間の基本理念は「輝く個が切り拓く 真に持続可能な国 日本の創造」と定められており、5つの基本方針が掲げられています。

基本方針
1. 質的価値追求による自立した地域の創造
2. 地域の多様性が織り成す柔靭な国家の確立
3. ニューノーマルの世界を先駆ける国際戦略の推進
4. 未来ビジョンと自己生成による能動的組織の進化
5. 運営力向上とブランディングによる組織基盤の強化

そのスタートとなる京都会議の開催テーマは「輝きのはじまり」です。全国から集まるメンバーにJCI日本(日本青年会議所のこと)が1年間進める政策を共有し、併せてカウンターパートとの共鳴・意識の高揚を図るとされています。SDGsのゴール17ですね。

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公益社団法人津青年会議所との交流

私たち茅ヶ崎青年会議所(JCI茅ヶ崎)は、この京都会議に毎年20~25名ほどのメンバーで参画し、早い人は木曜・金曜から、それ以外は土曜日に京都入りして、日曜日の朝一の会頭所信を拝聴し、茅ヶ崎に戻ってくるというスケジュールです。

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私も今年は金曜日の朝には京都入りする予定でしたが、このコロナ拡大の状況に鑑みて初のオンライン開催に移行することとなりスケジュール変更です。(ちなみに、私の生まれは兵庫県でして、北川家のお墓は京都の東山にあるため、京都会議に行きつつお墓参りをするという流れをとってきました。)

さて、この京都会議に参画する醍醐味の一つとして、私たちの姉妹青年会議所である公益社団法人津青年会議所(JCI津)との交流会があります。京都会議参加者全員が集まる土曜日の夜に、今日との地ではJCI津が企画をし、毎年7月に横浜の地で開催されるサマーコンファレンスのときには私たちJCI茅ヶ崎がおもてなしをさせていただくという流れでやってきました。

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交流会なので懇親会形式がほとんどなのですが、1983年に姉妹締結をしてから40年近く流れる組織同士の絆は語りつくせないものがあると思います。ちなみに災害時協定も締結しています。

青年会議所は目まぐるしい、だからこその定点観測の大切さ

さて、私は京都会議には2015年から参加しているのですが、例年同じ会場で開催されるため、定点観測の機会だなと思っています。青年会議所は毎年役職が変わりながら様々な経験を積み成長を加速させる仕組みになっているため、毎年同じ会場で開催される京都会議に臨む姿勢や意味が変わっていきます。委員長として委員会メンバーを率いる立場もあれば、出向者としてメンバーを迎え入れる立場のときもあります。昨年ですと、小林理事長の補佐的な立場で動き回る立場でしたし、本年は代表としての動きになっていました。それぞれの役は青年会議所の中での役でしかないのですが、毎年様々な立場・経験に基づいて参画するこの京都会議で、今の自分が何を考えるか、去年はどうだったか、などと振り返る機会になっていると思っています。

しかも、変わるのは私だけではなく、仲間も同様に立場・経験が変わっていくわけですし、普段なかなか会えないJCI津のみんなも同じように変化していき、そんな人たちが日常とは異なる場所で会して交流をする機会というのは、言葉で表現しきれない深いものがあると実感しています。

今年はオンラインになりました。しかし、過去を振り返り、その中でこれからの未来を描く機会になるならば、やはり今年の京都会議も定点観測になるのだと思います。

オンラインならば、毎年見切れない数多くのファンクションにもコミットできることになります。数々の機会が溢れる青年会議所で、成長のきっかけをつかめるかどうかは自分次第です。楽しみましょう。


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