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アメリカのカレッジでミュージカルに参加してみた🎤💃

こんにちは!
カリフォルニア留学中のAiです🏝️

今回は、私が通っているコミュニティカレッジでミュージカルに参加したお話をしたいと思います。

私は今、San Marcos にあるPalomar College という2年制のコミュカレに通っています。メジャーはDigital Videoという主に画像、動画の編集やデザインソフトウェアの使い方を勉強しています。

アメリカのコミュニティカレッジでは、留学生は毎学期最低12単位分の授業を取らないといけないので、メジャーのためのクラス以外にも、ダンスの授業を毎学期単位稼ぎのために取っていました。

初めて英語で授業を受ける人は特に、自分が得意な分野のクラスで単位稼ぎをすると、英語力が最初はなかったとしても友達ができやすかったり、成績もしっかり取れるので個人的におすすめです💡


本題に入ります笑
Palomar Collegeでは、ダンスや演劇のクラスが栄えていて、毎年ダンスのショーや演劇、ミュージカルが学校内のシアターで開催されています。

私はダンスのクラスを専攻でもないのに毎学期2.3個取ってダンスのショーにも出ていたので、周りからはダンス専攻だと思われる始末で、そこから友達もたくさん増えました。

そのつながりで、バレエの先生から今学期やるミュージカルのオーディションの話をクラスでされました🩰

今年のミュージカルは「 RENT 」

昔から、舞台に立つのが好きで高校でも演劇を学んでいたのでその話にとても惹かれたのですが、久しぶりな上にしかも英語でオーディションを受けるということに本当にビビリすぎて怖気ずいてしまって、挑戦する勇気がとてもじゃないけどありませんでした。

オーディションの直前まで受ける気はなかったのですが
演劇を選考している友達が
「何ビビってんの!そんなに歌上手いのに、オーディション受けへんなんてありえへんやろ!!」
とか色々言って、半強制的にその子に背中を押されて
急いで写真と必要な書類などコピーしに行ってギリギリオーディションを受けることになりました💦

1次審査

一次審査の内容は、自分で好きなミュージカルの曲を選んで3人の審査員の前で歌うということでした。この3人の審査員は、ちなみに今回のミュージカルRENTのディレクター、音楽ディレクター、演出担当の3人でした。

直前に受けることを決めたので歌える英語の曲が思いつかず、日本語の歌でもいいですか?と聞いておっけいだったので、劇団四季のリトルマーメイドから”どんな夢より”を歌いました🧜‍♀️🫧

2次審査

あまり自信はなかったのですが、次の日のCallbacks(一次審査通過の発表)に名前が載っていた時は嬉しかったです。
2次審査はグループで、ちょっとした身体表現と3人組のソプラノ、アルト、テナーに分かれて、RENTのテーマ曲 ”Seasons of Love"を歌うことでした。

この曲には深い思い入れがあって、中学の時部活のメンバーで地域交流会のための出し物で歌ったのですがその時からこの曲は本当に大好きでした🤍

冗談抜きでオーディションでこの曲を全員で練習のために歌った時、すでに感動で泣きそうになっていました。それくらい大好きな曲で、本場アメリカでそれを歌えたのが信じられなくてただただ嬉しかったんです。

結果、メインキャラクターではありませんが、アッサンブルとして配役されることになりました。

リハーサル

それから3月の公演に向けて毎日怒涛のリハーサルが始まりましたが
私が一時帰国している間に音とりのリハーサルが終わってしまい、私は演出のリハーサルからの参加でした。

歌のリハの間に、他のキャストたちはすでに仲良くなっていて
私は歌の音とりも追いつかなきゃだし、みんなとも人見知りであんまり話せないし、1人取り残されているのがずっとしんどくて、やっぱりやめようかと
何度も思いました。

人に心を開くのがとても苦手なタイプの私と対照的に、キャストのみんなは陽気でたくさん助けてくれたおかげで時間が経つにつれて、だんだん私も馴染むことができました。

休憩時間になると、さすがミュージカルのキャスト、みんなでハイスクールミュージカルの曲をハモリも完璧に歌い出したりします。
そうやってみんなでふざけ合いながら過ごす時間が本当に楽しくて、ついこないだまでやめようかなんて悩んでいた自分がバカみたいだったし、公演が近づくにつれて、リハーサルの時間がどんどん尊くなっていきました。

開演前日のリハーサルでは、ディレクターが坊主のおじいちゃんなのですがみんなが坊主の被りものをして通しをして、アメリカの強いノリを感じました。

最終リハのみんな

当日


公演は全部で7日間ありましたが、本当に1日1日が一瞬で終わってしまうのが、終わりに近づくにつれて本当に寂しかったです。43曲あるRENTの歌もストーリーも舞台の一瞬一秒全てが愛おしくて大好きです。

オープニング
前半ラストナンバー
Seasons of Love
ストーリーでも宣伝

RENT に参加する前の私はこのミュージカルに参加することで
一生の思い出に残るような経験ができるとは思ってもみなかったです。

ひとつ大きな決断をすることはとても勇気がいることだけど、こんな素晴らしい経験を知らずに生きることのほうが、こんな素晴らしい人たちと出会わずに生きることの方がよっぽど怖い!と感じました。

挑戦することを怖がらず、これからもアメリカにいる間にしかできない経験をできる限り積んでいきたいと心の底から思います🔥

最後まで読んでくださりありがとうございました!
以上Aiでした🩵
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