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【取材後記】成功の秘訣って何だろう。元サッカー日本女子代表・宮本ともみさん

こんにちは、Link Sportsインターンの安田です。
この度、元サッカー日本女子代表 宮本ともみさんの取材に参加させていただきました。

宮本さんは、日本女子サッカー界で初めて産後復帰された方です。
当時の経験や思い、具体的なトレーニング方法などを伺いました。

取材後記では、私にとって特に印象的だった、目標を達成するための「強さ」について書かせていただきます。

冷静に、着実に。 成し遂げる秘訣は積み重ねること


選手としての強さ、やりたいことを掴む強さ、
宮本さんのお話を聞く中で、いろいろな「強さ」を感じました。

強さと言っても我を押し通すようなものではなく、冷静に道筋を立てて進む強さで、例えるなら青い炎のような。


当時の日本女子サッカー界では、出産後の選手復帰は前例がありませんでした。
復帰を望んでいてもできない可能性はあるし、また制度も前例もなかったことから大変な「覚悟」がなければいけない状況だったと思います。

その中でも着々と積み重ね、そこから4ヶ月後にはチームのシーズンインに合わせて復帰されたそうです。本当にかっこいいなと思いました。

また30分間のトレーニングを二日に一回から始められたそうなのですが、限られた時間に集中することで、逆にリフレッシュになったと話されていたのが印象的でした。

この時間があったからこそ、子育てとも良いバランスを保つ事ができたのだとか。

トレーニングと育児、どちらか一方でも大変なことを両立し、ポジティブに捉える考え方はタフで素敵だなと感じました。

またご自身の経験を振り返って、「引退することや、出産しない選択肢も素晴らしいこと。それでも、出産してからも競技を続けたいと悩んでいるとしたら、チャレンジした方がいい」と話されていました。

まさに「案ずるより産むが易し」ですよね。
一度しっかりやってみる、もしもそれでだめなら別の道を探す、と思い切れる決断力も強さだと思います。


日本代表として結果を残すとは、こういう強さの積み重ねなんだなと感じました。

人はこうしてファンになる。

実を言うと、今まで私はサッカーにそこまで強い興味を持っていませんでした。
しかし今回お話を聞かせていただいたことで、今まで自分とは遠い存在だった宮本さんが、サッカーが、これまでより少し身近に感じるようになりました。宮本さんの人柄や考え方がとてもかっこよくて、素敵だなと思いました。

この取材以降、目に留まるサッカーの情報も増えたように思います。

「なるほど、こうやってファンって増えていくのか」と実感しました。


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役に立つことはもちろんなのですが、選手のことを身近に感じ共感できるような記事を届けていきたいと感じました。

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