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新緑と山の桜

こちらはゴールデンウィークというわけではないが、三連休のうち日曜日だけ太陽の覗く予報が出ていた。
パンにハムと野菜を挟んだだけの簡単な昼食を持って車で30分ほどの森へ。

若葉が眩しい


車を停めて歩きはじめると、両側にセイヨウタンポポが花盛り。


これがやたら大きい。

ハチはまあ普通のサイズ


Stellaria holostea
アワユキハコベという美しい和名がある


針葉樹も芽吹きの季節


生い茂る木々の下にはいろいろな種類の苔も
こちらはスギゴケの仲間


シダの赤ちゃん
ワラビ…なのかも


林道に出ると…誰かな?


「クモマツマキチョウ」というらしい
漢字では「雲間褄黄蝶」


さて、実は今回ここへ来た理由は桜。

2年前の5月半ば、偶然通った林道に山桜に似た風情の桜の木が並んでいる箇所があり、GPSで場所を記録しておいたのだ。
その時はちょうど花の終わるところで、ずいぶん遅いのだなあと思った。
ということで、それより2週間早く来てみたが、今年も9割がた散ってしまっていた。
やはり4月半ばあたりに来たほうがよさそうだ。


ソメイヨシノよりもずっと小さい花びらが、ほぼ無風のなか静かに舞い降りる様はなんとも美しかった。


しばらく進むと森の遊歩道の端にこんな足跡が。

鹿にしては幅が広いので、イノシシか


犬とイノシシ?


風はまだ冷たくとも日なたはぽかぽか温かい


山の桜の見頃は逃してしまったが、坂もほとんどなく、清々しい若い緑に囲まれたよい散歩になった。

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