駄菓子屋さんのちゃっちいお菓子が好き

駄菓子屋さんのちゃっちいお菓子が好き

戦車が小学校だった頃、まだ駄菓子屋というものがギリギリ存在していました。よく100円を握りしめて「これでおやつが10個ぐらい買える!!」と喜んだものです。500円とかもう大富豪の豪遊気分でした。

そんな私は今でも駄菓子が好きで、たまに上野にある二木の菓子に買いに行ったりするほどです。

あの頃は「100円あればなんでもできる!!」と思いつつも「これ30円もするやん……」と、与えられたお小遣いでいかにたくさん菓子を買うにはどうしたらいいんだ!?と頭を悩ませていました。
ですが、今買いに行くとダメですね。平気でバンバン買ってしまいます。駄菓子を値段を見ないで買えるようになった時点で、1つ大人の階段を登ってしまった感があります……ちょっと寂しい……。

さて、小学生だった戦車が通いつめていた駄菓子屋ですが、実は現在でも営業を続けていたりします(”おそらく”なので確証はないのですが……)。小学校付近のすごく狭い路地(狭い路地の途中に昔は銭湯屋さんがあったのですが、今は廃業しています)を抜け、すぐを左に曲がったところの平屋建てのボロボロの民家が駄菓子屋さんです。

すごい昭和のTHE駄菓子屋!!!みたいな駄菓子屋さんです。この駄菓子屋さんで、私がいつも買っていたのがチョコまんです。

これが本当に好きで!!中にはちょっと固めのチョコレートが入っているんですが、大人になってからは冷蔵庫に入れてちょっと冷やしてから食べるという新しい楽しみ方も見つけました。子どもの時はすぐに食べちゃうんですよね。

あとこの「フルーツの森」。この商品が”飴餅”という分類だとこの記事を書いているときに初めて知りました。あとこの共親製菓株式会社さんのホームページがおしゃれでびっくり。
私はこの「フルーツの森」ではさくらんぼ味が一番好きです。爪楊枝で一個一個を色分けして、順序を決めて食べるということをしていました。微妙に特定の味が多かったり、少なかったりしたような気がするんですよね……。

このグミは弾力がすごかったことをよく覚えています。このラムネの味が絶妙に安っぽいんですけど、爽やかさがあってなんだか癖になるんですよ〜!!めっちゃ好きでした。お小遣いが少ない時はこのラムネボトルグミキャンディーと最初に紹介したのチョコまんだけ買って帰った時もあったと思います。書いている最中なんですが、すごく食べたくなってきました。

コレは駄菓子屋ですごい人気でした。結構いい値段(駄菓子屋相場で)だったと思うんですが、絶対にみんな引いていましたね。コレであたりが出るとすごく大きい飴ちゃんがもらえるんです!!ちなみに私はイチゴ味が好きでした。口から紐が出ている小学生がたむろしているのは、今考えるとすごく面白い光景ですね。

きなこ棒は別にものすごく好きだった訳じゃないんですが、なぜか毎回食べていた記憶があるんですよ……。なんかのオマケで貰えたんだったかな……。お金が余った時に10円で買えたからという理由だったかな……?もうだいぶ過去のことなので内容を思い出せないのですが、でもなぜかみんな食べていたんですよねぇ。すごい不思議です。


駄菓子屋さんのお菓子って、舌がとろけるほどの美味しさ!!という感じではないと思うんですが、なんだがちゃっちいのに人を惹きつけてやまない味がしますよね。今度ゴールデンウィークに実家に帰った時に、生存確認も兼ねてこの駄菓子屋さんに行ってみようと思います。

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