見出し画像

1993年上皇后ミテコ夫妻訪欧フルムーン15日間全衣装紹介 第2回目

第一日目: 1993年(H5) 9月 3日(金) 午前? 
イタリア・ローマ着
ローマ法王と、カステル・ガンドルフォ離宮でご会見

イタリアについてタラップを降りるとき

白一色の衣裳に見えますが、後で出てくる写真でも確認できるけど、大御所先生のお洋服の、代名詞の一つともいえる、「ぼかし」の衣裳。白からさわやかな青空色のブルーにグラデーション染(段染め)を施した、シルクのちりめん生地

後ろに海部俊樹氏似のおじさんがいる。本人かどうかは不明

京都の職人さんが染め上げてくださったと記憶しています。 青く染め上がった生地の部分を、お顔の近くに配置して、胸元~ウエストのペプラムまでが白。そこからスカートの裾に向かって色が徐々に青になっていますね。

空港からカステル・ガンドルフォ離へ、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世と30分謁見

仮縫いの時に、生地を持参して、仮縫い状態の衣裳の上から体に当てて、色のを置く位置を確認します。シーチング生地で組み立てた、仮縫い用の服の上に、鉛筆や、細い布テープで色の変化を位置を直接書き入れることもありました。

ここから先は

398字 / 1画像
この記事のみ ¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?