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【成人向け】【再発掘・雑誌が伝える意外な人間模様②】昭和の近親相愛、兄妹同士の血族結婚で子供4人出産【18歳未満閲覧禁止】(前編)


こんにちは、ゆかりんこと、篠原由佳です。

昔の雑誌に掲載されている面白い話題や、気になった話題を
皆様にご紹介する読み物です。

いまやネットで検索すれば、大抵の情報が入ってくる時代ですが、
ネットで検索しても「出てこない」とか、「詳細が分からない」とか、
活字でしか残っていないような貴重なお話を深掘りしつつ、

皆様と共有できればと思っておりますので、楽しみにしていてくださいね。 


今回は『女性自身』の人気連載「シリーズ人間」から、
昭和48年の興味深い記事を皆様にご紹介したいと思います。
 
テーマは「兄妹夫婦」。
 
なんと「実の兄妹で結婚し、4人の子を生んだ」という昭和の「近親婚」夫婦のお話です。

『女性自身』では、実際に夫婦へインタビューし、
なぜ兄妹で体を重ね、子どもまで作ることになったのかを非常に真摯に丁寧に綴っています。
 
「成人向けコンテンツ」なので、ご注意くださいね。
 
 

・「コケコッコーの夫婦」と言われ・・・


 
『ある宗教関係の雑誌に「コケコッコーの家」という題の短文が掲載されていた。
それは一人の男の悩みを訴えたものだった。
最後の一行に、何の脈絡もなく、「私の妻は妹です」と書かれていた。
私たちはこの夫婦に会った。
「2人だけの苦しみを世間の人はわからないと思います。でも話してホッとしました」といった。
私たちは話し合いの末、人間の性の恐ろしさを知ってもらうため
ここに兄妹夫婦の28年間をのせることにした。』
(『女性自身』シリーズ人間1973.2.3号より、以下同)

さまざまな人間模様に焦点を当てた『女性自身』の人気連載「シリーズ人間」。1973年2月3日号「衝撃!近親相愛」という記事は、こんな不穏な空気で始まります。

S県K市の郊外、田んぼに囲まれ、周囲の家から離れたようにある牧田夫婦の家。
この家は夫婦の生家であり、夫婦は「同じ父」と「同じ母」の間に生まれた実の「兄妹」でした。


7人兄妹の三男に生まれた兄・清さんと、実妹の千代さん。
2人は禁忌とされる「近親相姦」によって結ばれ、夫婦となったのです。

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