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【西武ライオンズ 今日の見どころ】松本航 苦手にしている近藤健介を どう抑えるのか 

●1ヶ月間 連勝&カード勝ち越しのないライオンズ

【19日◇ホークス‐ライオンズ5回戦(paypayドーム)18:00】
9回2死から同点に追いついての逆転勝利でスタートしたファイターズ3連戦も、終わってみたら1勝2敗で負け越し。

これで4月18~19日のホークス2連戦で連勝をしたのを最後に、連勝もカード勝ち越しもなく1ヶ月が過ぎてしまった。

ライオンズ 8カード勝ち越しなし

2016年に6月19~20日の2連勝を最後に、8月11~12日に2連勝するまで、およそ7週間に渡って連勝できなかったことがあったが、ライオンズが1ヶ月間連勝がなかったのは、このとき以来、7年ぶりのことだ。

ホークス先発の石川柊太とは、今シーズン4月18日に対戦。外崎修太、中村剛也による2者連続ホームランなどで攻略に成功したのだが、球場が本塁打の出やすい東京ドームだった。昨シーズンは7月に1安打完封されるなど、対戦防御率1.32と抑えられたピッチャーだ。

現状のライオンズ打線の状態を考えると、石川から大量得点は望めそうにない。ライオンズ先発の松本航には、少ない援護点を、できるだけ長いイニング守ってもらうしかない。

●松本 対 近藤 通算47打席で14四死球 

2020年11月1日から昨年8月18日まで6連勝したように、松本にとってホークス戦は得意にしているカードなのだが、今シーズンは状況が異なる。近藤健介の存在だ。

松本航はファイターズ時代の近藤健介に、通算で33打数13安打、打率394と、よく打たれていた。ただ、この数字以上に苦手意識は強いようで、20年シーズンには9打席中5打席で四球を与えるなど、通算47打席で14四死球と、対戦の1/3近くを四死球で歩かせているのだ。

もちろん近藤健介と言えば、通算打率が3割を超え、球界随一の選球眼を持つ好打者ではあるが、松本からしてみると、まともに勝負ができないくらい、相当投げにくい相手なのだろう。

今月は打率1割台と本調子ではない近藤のことを、下手に出塁させてしまえば、ホークス打線につながりが生まれかねない。苦手意識の強い近藤健介に対して、松本航がどういう投球をするのかが、この試合のポイントになりそうだ。


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