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【西武ライオンズ 今日の見どころ~開幕戦編】最長コンビ中村&栗山 開幕戦初弾なるか

●同級生コンビ21年はプロ野球史上最長

1983年生まれの同学年にして、2001年ドラフト同期生の中村剛也と栗山巧。ふたりにとって21年目のシーズンがスタートする。2018年8月29日付「日刊スポーツ」の記事によれば、プロ野球史上「同期入団かつ同い年(同学年)」で「入団した球団にもっとも長く一緒に在籍した」コンビは、槙原寛己&村田真一(ジャイアンツ)と福浦和也&小野晋吾(マリーンズ)、この2組による「20年」だったという。今年、中村と栗山はこの記録を塗り替え、史上最長の同級生コンビとなる。

中村 栗山

●中村、栗山そろって開幕戦はノーアーチ

両選手の開幕戦は、中村が通算打率.170、4打点と苦戦している一方で、栗山は打率.306、10打点と比較的好発進ができている。共通しているのは、まだ2人とも開幕戦でホームランを打ったことがないことだ。

中村 栗山開幕戦成績

現役最多となる442本塁打をマークしている中村剛也だが、過去20年のキャリアのなかで最も早く本塁打を打ったのが、2008年のチーム開幕2試合目(打席数では、2005年の自身シーズン3打席目)。

中村1号本塁打

通算400本以上の本塁打を打っている歴代20選手のなかで、開幕戦での本塁打がないのは、大杉勝男(通算486本塁打)、中村紀洋(通算404本塁打)、そして中村剛也の3人だけなのだ。

中村が先か、栗山が先か。それとも2人そろってか。記念の21年目を、初めての開幕戦本塁打でスタートしてくれたなら、最高なのだが…。

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