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【西武ライオンズ 今日の見どころ】髙橋光成 なるか3試合連続完封 すべて同じ球場での達成なら58年ぶり

●3試合連続完封なら パ・リーグ史上9人目

【1日◇ライオンズ‐ホークス14回戦(ベルーナ)18:00】
7月16日のファイターズ戦、25日のマリーンズ戦と、ライオンズの投手では2017年多和田真三郎以来、6年ぶりとなる2試合連続完封勝利を達成した髙橋光成が先発する。

きょうのホークス戦も完封して、3試合連続となれば、パ・リーグ史上9人目10度目のタイ記録。ライオンズでは、1956年島原幸雄、92年郭泰源に続いて、3人目となる。

パ・リーグ 3試合連続完封勝利

ここ2試合の髙橋の完封は、いずれもベルーナドームで達成されたもの。そして、オールスター休みを挟んだ日程のアヤもあり、きょうの球場もベルーナドームだ。

フランチャイズ制と先発ローテーションが確立された現在のプロ野球において、3試合続けて同じ球場で先発すること自体が珍しい。ましてや、すべて同じ球場での3試合連続完封勝利となると、2リーグ制後わずか4人しか達成していない。

同一球場 3試合連続完封(2リーグ制後)

もし、髙橋がきょうも完封すると、1965年バッキー(タイガース)以来、じつに58年ぶりの、ひじょうに珍しい記録になる。

なお、途中に他球場での登板を挟んでの、同一球場での連続完封となると、最近では2018年8月18日から9月28日に、ジャイアンツの菅野智之が東京ドームで、4試合連続完封をやっている。

●シーズン3完封&本拠地球場3完封は ライオンズ6年ぶり

連続記録とは関係なく、シーズン3度の完封勝利自体が、ライオンズでは2017年に4完封した菊池雄星以来、6年ぶりになる。また本拠地ベルーナドームでシーズン3度以上の完封勝利となると、やはり2017年の菊池以来となり、こちらはライオンズ史上8人目の偉業となる。

ベルーナドーム シーズン3完封以上(福岡時代はシーズン7完封が最多)

ホークス先発の有原航平も、前回7月25日のバファローズ戦で、チームの連敗を12で止める完封勝利をしたばかり。一筋縄ではいかない相手だが、先に失点はできない良い緊張感のなかでの投げ合いになると、前向きに捉えたい。

もちろん勝利が優先で、記録にこだわる必要はないのだが、せっかくのチャンスだ。パ・リーグの歴史、ライオンズの球団史に残る完封劇から、今年の「ライオンズ・フェスティバルズ」を華々しく開幕して、反撃の8月をスタートできれば、最高のシナリオになる。

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