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【西武ライオンズ 今日の見どころ】5連敗中本塁打0 得意の金子から中村の一発はあるか

●5連敗中平均1.4得点 山川も8試合ノーアーチ

【22日◇ファイターズ‐ライオンズ11回戦(札幌ドーム)14:00】
5連敗で、4位転落のライオンズ。5連敗中の得点が、1、1、2、3、0。この間の平均得点が1.4で、本塁打0。5試合続けて本塁打がなかったのは、今シーズンチーム2度目なのだが、前回は山川穂高が負傷欠場していた時期だった。

今回は山川にも、ホークス東浜巨にノーヒットノーランされた試合から、8試合本塁打が出ていない。多くの主力選手が欠場するなか、相手バッテリーのマークが、山川に集中していることがうかがえる。

もうひとり本塁打を期待できる中村剛也も「疲労を考慮」されて、3試合欠場中。これ以上離脱者を出すワケにもいかないので、無理をさせられないのは重々承知だが、一振り代打でも良いので出場を期待したいところ。というのは、ファイターズの先発が金子千尋だからだ。

●中村が最も多くの本塁打を打ってきたのが金子

通算446本、255投手から本塁打を放っている中村剛也だが、これまで最も多く本塁打を打ってきた相手が金子千尋で、その数11本。

一方、プロ18年目を迎える金子千尋からしても、通算被本塁打159本のうち、最も多くの本塁打を打たれてきた相手が中村剛也なのだ。

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こうしたライバル関係で最も有名なのが、王貞治と江夏豊だ。歴代最多868本塁打の王貞治が、最も多く本塁打を打った投手が江夏豊の20本であり、通算299被本塁打の江夏豊が、最も多くの本塁打を打たれた打者が王貞治になる。それだけ長く、同じ時代に、第一線で活躍してきたことの証明と言えるだろう。

バファローズ時代の2010年にはシーズン0勝5敗と、金子を苦手にしたこともあったライオンズだが、最後に負けたのが2017年8月8日。現在、金子相手に5連勝中で、4年間負けていない。

交流戦の開幕を前に、ここで連敗を止めておきたい。

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