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【西武ライオンズ 今日の見どころ】どこまで伸びるか 與座の無失点&無四死球

●與座 現在16イニング無失点中  

【25日◇ドラゴンズ‐ライオンズ2回戦(バンテリンドーム)18:00】
呉念庭、オグレディと復帰組が大活躍して、今シーズンチーム最多の13安打。久々に打線の力で勝利して、交流戦白星スタート。バンテリンドームでは、これで2019年から4連勝となった。

いまセ・リーグにはいないタイプの與座海人と、19歳伸び盛りの速球派・高橋宏斗。まったく個性の異なる両先発の投げ合いが楽しみだが、勝てばライオンズは3連勝で、勝率5割復帰となる。

先週は地元沖縄で初の凱旋登板で、勝利投手にこそなれなかったものの、自己最長の8イニング、8奪三振も自己最多と、素晴らしいピッチングをみせた與座。交流戦で先発するのは初めて。ドラゴンズ戦の登板も初めてになる。

4月28日ホークス戦で、右脇上部の違和感を訴えた先発スミスに代わって緊急登板した與座は、この試合の4回裏から現在16イニング連続無失点中。いまライオンズ投手陣のなかで、最も高い安定感を誇っている。

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●今季まだ与四球1  1試合あたり与四死球0.42 

特筆すべきは、この16イニングの間、与四死球が「0」なこと。今シーズンの與座はここまで21 2/3イニングを投げてフォアボールが、3月31日ファイターズ戦の2回裏に、ヌニエスに与えたひとつしかない。

9イニング換算した1試合あたりの与四死球率は、わずか0.42。現在19 2/3イニング連続で、四死球を出していない。

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連続無四死球の日本記録は、1973年スワローズ安田猛の81イニング。パ・リーグでは1950年白木義一郎(東急フライヤーズ)の74イニングが最長だが、こうした“別次元”の記録に、どこまで迫ることができるだろうか。

沖縄生まれの與座だが、岐阜県大垣市にキャンパスを置く岐阜経済大(現・岐阜協立大)の出身。中京地区でのゲームとあって、今回も多くの友人、知人が球場に足を運ぶのではないだろうか。前回の沖縄同様、彼らの応援を力に換えて、無失点イニングを伸ばしていってもらいたい。

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