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【西武ライオンズ 今日の見どころ~開幕戦編】オリックス、負けるとプロ野球ワーストタイ

●ワーストは阪神の開幕戦11連敗

2012年からバファローズは、開幕戦10連敗中。2011年はホークス相手に引き分けているので、もし今年勝てば、12年ぶりの開幕戦勝利となる。逆に敗れることになると、1991年から2001年にタイガースが記録した、開幕戦の最長連敗記録「11」と並ぶことになる。

オリックス開幕連敗

開幕戦連敗記録

●ライオンズも開幕戦が苦手だった

じつはライオンズも開幕戦に勝てなかった時期がある。太平洋時代の1976年から引き分けを挟んでの9連敗を喫しており、オリックスに記録更新されるまで、パ・リーグワーストだった。ちょうど球団が経営難にあえでいる時期で、戦力的に致し方なかったのかもしれないが、埼玉移転後、広岡達朗監督のもとで日本一を達成したあとも連敗は続き「なぜか開幕に弱いライオンズ」と言われていた。そのためエース東尾修は、ライオンズ球団最多となる10度の開幕投手を任されたが、通算2勝7敗。開幕投手の最多敗戦は金田正一の8敗で、東尾の7敗はパ・リーグ記録になる。

開幕投手敗戦数

ライオンズ開幕投手回数

●高橋光成は、稲尾・渡辺久と並べるか

昨シーズンは高橋光成が入団7年目にして初めて開幕投手を務め、見事勝利した。ライオンズのなかで、初の開幕投手を勝利で飾った投手は、高橋までで全部で12人。そのうち、翌シーズンも開幕戦で先発して、続けて勝利をあげたのは、稲尾和久(1960~63年・4年連続勝利)と渡辺久信(1990~91年)。この2人しかいない。球史に残る大エースと現GM、偉大な先輩たちと、高橋光成は肩を並べることができるだろうか。




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