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【西武ライオンズ 今日の見どころ】本拠地100号王手の山川 由伸の無失点を止められるか

●山本由伸 ライオンズ戦 28イニング連続無失点中

【18日◇ライオンズ‐バファローズ11回戦(ベルーナドーム)14:00】
打つべき人が打ち、投げるべき人が投げる。交流戦明け最初のゲームを良い形で勝利して、このまま連勝を続けていきたいライオンズ。ただ、その前に、立ちはだかるのが山本由伸だ。

ライオンズが山本由伸から得点したのは、昨シーズン8月20日の3回表に、岸潤一郎のソロ本塁打が出たのが最後。現在、山本はライオンズ戦28イニング連続無失点中になる。

同一チームを相手にした投手の連続無失点は、1リーグ時代にジャイアンツの中尾輝三が、1940年7月15日から42年9月14日までの8試合に渡って、名古屋軍を相手に62イニング続けて抑えたのが最長。

2リーグ制以降では、大洋ホエールズの大エース秋山登が1962年から63年にかけて、タイガース戦で44イニング連続無失点を記録している。

ライオンズ相手に限ると、1960年に大毎オリオンズの小野正一、1967年に阪急ブレーブスの足立光宏が、それぞれ30イニング連続無失点を記録。またバファローズ時代の金子千尋(現ファイターズ)が2013年から15年までシーズンをまたいで、30 1/3イニング無失点だったことがある。

こうした先輩たちの連続無失点を、山本は更新する可能性がある。

●山川穂高 山本からの本塁打は18年の1本だけ 

現在通算198本塁打、本拠地ベルーナドームでの100本塁打に、あと1本と迫った山川穂高に、山本由伸攻略を期待したいのだが、じつは山川は山本のことが「大の苦手」。

2018年の初対戦から今シーズンの開幕戦まで、45打数4安打16三振。毎年ヒット1本を打つのがやっとで、通算打率.089。ホームランは、山本がリリーフをやっていた2018年8月9日に打った、ソロ本塁打があるだけだ。

難敵・山本由伸からの4年ぶりの一発で、ベルーナドーム通算100号、連続無失点記録をストップして、チームは勝率5割復帰…となれば、ベストのシナリオなのだが、はたして。

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