妖怪の話。
(稲川淳二 風)
あれは、いつだったかなぁ〜。
あっ、そうそう。。。
3年前の夏頃だったんだなぁ〜。
ちょうど、そのときテレビで
女子ゴルフの中継があったんだなぁ〜。
やだなぁ〜やだなぁ〜
なんて思って見ていたんだなぁ〜。
しばらく見ていた時に
私、気付いちゃったんだなぁ〜。。。
あ〜れぇ?
宮里藍がボブサップに似ているんじゃないか?
ってことなんですよね。。。
(稲川淳二 風 おわり)
ところで、妖怪って信じてました?
僕は、何歳ぐらいですかね〜
小学校の低学年ぐらいまでは
半信半疑で信じてましたね。
っというのも、子どもの頃
悪いことをしたり、早く寝なかったりすると
我が家ではオリジナルの妖怪が現れると教えられていたからです。
それはどんな妖怪か?というと
「子取りばぁ〜さん」
名前の通り、悪い子どもを連れ去っていく、世にも恐ろしいババアです。
しかも、このババアがどんな風に生まれたか?というストーリーまでありました。
簡単に要約すると、香川にはため池が多いのですが、ババアがそこに落ちてから妖怪になった。
という話です。
(ため池は危ないのでご高齢の方はくれぐれもお気をつけ下さいませ。)
僕は子どもながらに
「そんなモンいるわけない!」
と思う気持ちと、反面
「いや、ひょっとすると、、、」
という、まさに童謡おばけなんてないさ
のような心境でした。
結局のところ、安全策をとって早く寝たりしたものです。
☆妖怪の意義☆
今、僕の家では妖怪ブームです。
ウォッチの方じゃなくて
ガチの方の妖怪です。
ウチの息子は3歳ですが
妖怪を信じています。(カワイイ?)
ですから、夜寝なかったりした時に
「小豆洗いがくるよ」
とかいうと、布団の中に
サッと隠れたりします。
妖怪の役割って
親の言うことを聞けなかったり
見ていないところで悪さをした場合
妖怪という化け物が懲らしめにくるから
気をつけなはれやっ!
ってことだと思います。
ここで、子どもにとって
重要なポイントは
決して、実物を見たわけではない。
ってとこだと思っています。
悪いことをすると
見たことはないけど得体の知れないものが来る。
これは、非常に重要なポイントだと思っています。
悪いことをすると
何かしらの罰がある。
子どもが、生まれてから言葉が喋れるようになり、自分で行動し始める事が出来るようになってから
初めての善悪教育の一つではないでしょうか?妖怪は。
☆妖怪が理にかなっている理由☆
例えば、先ほどの「子取りばぁ〜さん」が本当にいたとしましょう。
もし、そうなら、ただの恐怖でしかないですよね?子どもも、大人にとっても。。。
しかし、そんなババアはフィクションです。
そして、子どもも大きくなるにつれて
実は、妖怪なんていないんだ。
って事がわかりますよね。
これがイイところ‼️
つまり、いつか大きくなって
その存在を忘れても
善悪の区別だけはちゃんとできる大人になってね!
妖怪は、古くは江戸時代ぐらいから盛んに作られたのではないでしょうか?
それが、現在にも生きています。
妖怪を通して思う事。それは
どんなに時代がスマートになっても
親が子どもに対して
立派な大人になってほしいという気持ちは
江戸時代ぐらいから一緒なんでしょうね。きっと。。。
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