"NovelJam 2018秋" 向け自己紹介 〜誰なんだよ、西河理貴って〜

こんにちは。旅行記も途中で放り出すような人間です。
忘れる前に書き上げたい気持ちは嘘ではないのですが、いかんせんもう今週(!)に迫ったNovelJamの自己紹介記事を書かないことにはいかないので、一旦過去記事のことは記憶の奥底に仕舞い込んでおこうと思います。

さて、NovelJamです。
まさかあの夢のような場に私が参加できるということに対する狐につままれたような感覚、そもそも一日で全国に向けて電子書籍として出版することに耐えられるような文章が本当に自分に書けるのかという不安、退っ引きならない事情など、色々な思いが渦巻いています。
それでは以下、よろしくお願いします。

◯P.N. :西河理貴(ニシカワリキ)

◯SNSアカウント:Twitter/@_lqu |pixiv/ユーザー名 西河理貴

◯ご自身のキャッチフレーズを20文字以内で書いてください。:3番キャッチャー西河理貴

◯現在、お仕事は何をされていますか?:NovelJam時点では無職(12月からWeb編集職になります)

◯好きな作家、好きな作品は?:連城三紀彦『紅き唇』、太宰治『女生徒』、重松清『きみの友だち』

◯作家(デザイナー/編集)としての経歴を教えてください。:インターネット三文小説を細々と十年程度前から。西河理貴名義での初活動は二次創作小説、pixivにて約三年前にスタート。他、文学フリマにて2018年1月に刊行された『忘れて、廻向』(サークル:寂寥観測所)にてオリジナル作品『カクテル・パーティ』を寄稿。

◯あなたの代表作は?(WEBで閲覧・購入できる場合はURLを添えてください):上記『カクテル・パーテイ』になるかと思いますが、現在はWeb公開を行なっておりません。悪しからず。あとは二次創作になってしまうので、pixivでお好きなものをお読みください;https://www.pixiv.net/member.php?id=17893006

◯ノベルジャムに応募したきっかけと意気込みを教えてください。:Twitterでこのイベントを知ったことがきっかけです。これだよ、と叫んでいました。そのまま生きていたら、小説書いて暮らしたいけどなあ、働きながらじゃなあ、仕事に支障きたして「いや、実は小説書いてまして」なんて言えるほど立派なもんも書いてないし、まあおいおいネタが浮かんだら書いていこうか、なんて五歳児よりも自我のない生き方をしていたぼくの尻に火を付けるいい機会だと思ったのです。文章で殴り合った時に、本当に勝てる文章を書いているのかが知れるのも、インターネットで好きに書き散らかしてるだけではなかなか建設的な批判も聞こえてきませんので、それもいい機会です。本気で文章で殴り合ってみたいのです。自分の拳を信じて。

◯「編集」とは何だと思いますか?:何でしょうね。正直、来月からweb編集職なんですけど、何するかわかってないんです。でも、あるコンテンツに関わる全ての人の営みと、そこに込められた思いを「編み集める」ということなのかな、と、綺麗事っぽくまとめてみました。

◯最終目標は?:ぼくの文章が好きだと言ってくれる人に一人でも多く出会えること、読んでいただける人と今まで世話になった友人たち全てに捧げる文章を書くこと。その結果が天辺であれば文句はありません。

「著者」への質問
◯執筆のお供と言えば?(ツール・音楽・お茶など):書くときは『Simplenote』というアプリを使っています。シンプルと言う名の通り本当はメモ帳代わりのアプリではあるのですが、PCでもスマホでもタブレットでもほぼ同じインターフェイスで操作できて楽ですし、いつでもどこでもアイディアを書き留めたり執筆したりできて使い勝手が良いですね。ログも取れますし、文字数カウントもしてくれます。publishモードにしたノートはURLで送って人に見せることもできます。校正したいときは非公開でpixivに上げてPDFにして印刷するのが結局一番楽だと言うことに気付きました。

他のお供は、類語辞典とコーヒーですかね。家にもコーヒーメーカーがあるくらいにはコーヒー好きなのですが、家は誘惑が多くて厳しいので、本腰入れて書きたいときは喫茶店に行きます。多くの場合、ルノアールの宇治抹茶ミルクを飲みながらになります(コーヒーはどこ行った?)

◯電子書籍の装幀についてあなたの考えを聞かせてください。:内容とのマッチングはもちろんですが、それ以上にどれだけ表紙だけで目を引けるか、というのは、書店に並ぶほんと一緒ではないかと思います。電子書籍と出会うとき、多くの場合、それらはランキング、もしくはランダムに陳列されているでしょう。あるいは検索結果に表示されることですが、それは広告料金でも払って関係ない作者の検索結果にも表示してもらっているのでもない限り、最初から自分に興味があって検索をかけているのですから、より多くの読者にリーチするには、ザッピングするように眺めている期待読者を引き寄せる魅力がなければならないでしょう。

では、目を惹く表紙とはなんだろう。答えはわかりませんが、私が思うに、

・タイトルそのものがキャッチーであること

・タイトルが見やすいこと

・プレミアムな体験を匂わせてくれること

の3点が大きいのではないかと思います。一番最初は著者(もしくは編集者)の責任です。最後がちょっと曖昧ですが、どうしてもお金のやりとりが発生する以上は「支払うに値しそうだ」という印象を与えられることが大事でしょう。お、値段以上。というやつですね(?)

個人的に、最近で「あ、こりゃあすげえ、完璧だ」と思った表紙は『ののはな通信』(三浦しをん)でした。作品としても挑戦的でしたし、女同士の秘め事というテーマを端的に表しつつ、重厚で隙のないデザインの表紙とタイトルで、まさに表紙買いに値する作品だったと思います。

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テンプレートに則った自己紹介は以上です。もうあと三日しかねえじゃねえか……

あとで追記するかもしれません。そのときはまた、よろしくお願いします。

#noveljam  

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