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台風と養生

毎朝Twitterでお届けしている「養生予報」ですが、これはオンラインサロン・ハイパー養生団で行っている詳細な養生予報のダイジェスト版です。

天気によって体調が左右される……これを、気象病といいます。リンク先は拙著のアマゾンページだ。気象病についてまとめて書いてあるよ。よかったら。

気象病は自律神経失調症の症状のため、様々な体調不良が発生します。なんとなくダルい、精神的に不安定になる、関節が痛い、偏頭痛が出るなどなど……その体調不良は別に気のせいではなく、実際に天候に左右されているのですよ。

気象病の発生にかかわっているのは自律神経系なので、普段の生活習慣を一定に保ち、規則正しい生活を行っておくことで気象病の予防につながります。こういうのを、東洋医学では「養生」と呼ぶのです。養生についてはこちらのメルマガを。

日々の養生に役立つチェックシートも作りました。台風シーズンを通してチェックシートで遊んでみると自然と養生につながります。

ですが、今そこにある台風に対応するには今から養生では間に合わないわけです。じゃあどうするか、というと、頓服薬や経穴を利用して症状を緩和していくのです。使う薬は酔い止め。くわしいことはこちらにあります。同じような使い方をする薬に漢方薬の五苓散があります。眩暈がしたり、耳鳴りがしたり、目がチカチカする、変にあくびが出るなどの軽い症状が出てきた際、気圧をチェック。急落していたり、急上昇していたりしたら即座に服用します。

ほかには、ペットボトル温灸やとがったもので経穴(つぼ)を刺激する方法があります。ペットボトル温灸の詳しい方法はこちらに。米粒絆創膏のやり方はこちらに

米粒絆創膏のほうは気圧が低下し始めてからも割と効果があるようです。

これでなんとか台風の影響をやり過ごしましょう。

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