見出し画像

必要なのは時間の長さとか、回数じゃない。

写真は私の筋肉ですな。夏頃の背中と比べて、格段に筋肉が増えています。下の写真が夏ごろ。7月ね。で、この筋力アップの原因が、1日30秒くらいの逆立ちチャレンジを続けた結果だって話だから驚け。30秒だぞ。


何が運動で嫌だって、やたらに長時間練習しなきゃならないとか、気管支が痛くなるほどゼエハア言いながら走り続けないとならないとか、手のひらのマメが潰れるまで鉄棒にしがみつかなきゃならないとか……そういう、

努力と根性。

そういうのが苦痛なわけですよ。そういうの、私も嫌い。

で、だ。剣術とか体術とかの稽古をしていた時の話。「もう!全然できない」と、その技を練習しないで放置しておいて、何か月も経ってからふとやってみるとできるようになっていることがあったりしました。

だから、放置してもいいんですよ、しばらく。ただ、頭の片隅に置いておいて、忘れようとしたりしない。あきらめないこと。

みんな、アスリートになろうってんじゃないんです。ただちょっとカラダのカタチをかっこよくしたりとか、ただ立ってるだけで痛くなる腰とか膝とかを強化したりとか、日中の仕事を終わらせた後に動けなくなるほどの疲労を起こしてしまう虚弱体質を少し丈夫にしたいとか……そんな些細な願いだったりするわけですよ。

その程度の願いなら、一日5分もかからないで解消しますって。

ただ、継続することが必要なだけ。そういうと、「それが一番難しい」「続かないわー」と半笑いで言われてしまうのが常なのですが。

みんな、とにかく数やるとか、苦しいの我慢して必死でやるとかして、それに見合うような結果が出たことないんだもの。そりゃ継続しないわな。

これもですな。何の負担も感じない程度のことを続けるのが大切なんですよ。運動っていうと、まずバッドイメージ=苦しい、つらい しか頭に浮かばないわけですよ。ただ歩くだけがつらいですかね、10分とか。コンビニまで歩くじゃん。それだよそれ。ウオーキング10分って。

私はここんところずっと逆立ちチャレンジをしていたのですが。逆立ち1回とか2回、壁に向かってするのに何分かかると思います?

……録画してみたところ、逆立ち2回で30秒足らずでした。だいたい毎日の練習って、2~3回、壁に向かって逆立ちするだけです。

しかも、時々忘れます。だけど、ちゃんとできるようになったし、筋力もアップしたのです。運動で体を変えるのに必要な点はただ2つ。

・努力が必要な回数や強度で運動をしない

・間が空いても忘れても、飛び飛びでも続ける

これだけです。

コレって、たぶん何を継続して行うにも必要な考え方なんだと思うのよ。

・努力が必要な回数や強度で(  )をしない

・間が空いても忘れても、飛び飛びでも続ける

かっこの中に、任意の言葉を代入してください。掃除とか、日記書きとか、整理整頓とか、勉強とか。この2行、覚えておいて損はないと思うよ。


ここで、そういう努力も回数も必要がなくて、間が空いても忘れても、飛び飛びでも続けられるようなお稽古しています。 若林理砂のカラダ稽古部! 

このサロンは運動以前を稽古する運動部です。みんなで稽古している、キモになる動きはホントに少なくてね。伊藤裕奈さんがレポートしてくださっているこの動画を見てもらうとよくわかると思うよ。

【伊藤祐奈の敏腕プロデューサーへの道】「若林理砂のカラダ稽古部!」のオフ会に潜入

サポートしてくださると、多分さらに私のマッスルがスマイルすることでしょう。