「名将野村克也が遺したもの。」Number999号の記事を読んで(2020/03/14)

number999号の特集記事「名将野村克也が遺したもの」を読んでの感想。

追悼の言葉の中で、特に印象に残ったのは、森元西武監督と江夏豊氏の言葉。
森さんは、西武の監督として92,93年の日本シリーズで激闘を繰り広げた時の話やそれ以前から同じ捕手という立場から、投手のリード面の事や野球の戦術、考え方について情報交換していた話にも触れていた。野球について深い話が出来た間柄だった、と。
そして、私が今でも強く記憶に残っているのは、野村克也が解説者時代、「野村スコープ」を駆使して、投手の配球について膨大なデータの蓄積を根拠にした緻密な解説に驚かされた。当時、解説者が違えば、こんなに野球を観るのが面白くなるのか、と感動した。

あと、野村監督の薫陶(ミーティング、教え)を受けた選手達が、現在ではコーチや監督、スタッフとして、各球団で活躍していて、当時は斬新だった戦術も現在では当然の常識となってしまったという話がとても面白かったし、興味深かった。

本当に野球が好きで、深く考えていたんだなあという感想です。さて、今後のプロ野球はどうなっていくんでしょうね?

こちらからは以上です。
それでは失礼します。m(_ _)m