冬休みに入って気づいたことがある。

　眠たくならないということ。いくらでも起きていられるような、そんな感覚だ。毎日毎日夜だから、という理由で僕らは鉄板の上で横になって寝ている。

　どうして眠たくならないのか。それについて僕は一つ仮説を立てた。
　人間との関わりが少ない。普段僕は寮生ということもあり、他人とのコミュニケーションには事欠かない。会話だけでなく、廊下で弾幕シューティングゲーム(歩きスマホを避ける)をやったり、脱衣所の下級生の会話に耳を傾けたりしている。これが、無い。
　自宅での生活にこれらは存在しない。それが眠たくならないことにつながっていると私は考える。

　実は今回が初めてではない。一昨年の冬休みだろうか。私がネトゲにハマっていたころ(ネトゲハマと略そうか)二日に一度眠る暮らしをしていた。今思えばこれも家だと疲れないというのがあったのだろう。

　ちなみに夏はそこら中を走り回るので体が疲れて眠る。