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不動産を買うってこと(高校生〜35歳未満にみて欲しい)

閲覧ありがとうございます。

私について
都内で16歳から不動産のことに携わっていて、現在不動産会社の経営をしています。(関東一円、福岡県、北海道、大阪府)
長らく不動産の仕事をしていますが、経済学者でもないし、スペシャルな経歴を持っているわけではないので、
ちょっと真面目かもというだけの不動産屋さんです。

早速、今日のお話はこちら


1.不動産を買うってこと

人が生きていくために必要な家は大きく分けて3つ
①実家
②誰かに借りている
③自分で所有している
 今回は、③自分で所有しているについてお話をします。

現金で買っても良いし、お金を借りて買っても良い。
自分の生活に合ったものを取得したら良いので、
「家を買うのが夢だったんです〜」は、もはや夢ではないし、特別なことではないです。

理由が見つからないという人が多くいると思っていて、
不動産を所有するということは、それなりに理由がある。
じゃ理由って何?は後ほど。


2.家を買える条件

  • 基本的に誰でも買えるもの

  • しっかりお仕事して、一定以上の所得がある

  • 家を買う目的がある(家が必要ということでOK)
    これでOKです。

※買えないケースがあるとすると、これだけ。

  • いっぱいお金を借りている

  • 借りたお金を返さなかったことがある

  • 社会的な信用がまだない

ちなみに日本人で自宅を持っていない人口は以下のような感じ

住宅総数4960万戸を所有の関係別にみると,「持ち家」が3032万戸で,住宅全体に占める割合(持ち家住宅率)は61.1%,「借家」が1777万戸で35.8%となっている。

総務省統計局

どこまで正しいデータかは分かりませんが、意外と持ち家の人多いって感じですよね。
もう少し掘り下げると、40歳以上の持ち家率が約66%であり、それより年齢の高い人は、さらに持ち家率が高いらしい。
ということは、高齢者の人口割合が多ければ多いほど持ち家率が高いわけで
40歳未満の持ち家率は約40%っていう話です。
(35歳未満は約30%)

ちょっと安心しましたよね。
絶対買った方がいいんですよなんて言わないですし、自分がマイノリティだっていいでしょって思います。

結論:今持ち家じゃない人は、買えないんじゃなくて買ってないだけなんだと思います。
なんとなく、「買う」ということを検討しなかった、必要なかった。
ただそれだけなので、やろうと思えばやれるぜってことですね。


3.買う人はこれがきっかけ(90%以上)←体感で

  • 賃料って大家さんに払いきりだからもったいない
     ほぼこれかと思います。

屋根を貸してもらっているんだから、お金は払って当然ですよね。
でも「レンタル」にお金を払うにしては高いんじゃない??って感じることがある。
めちゃくちゃグレードの高いサービスには、感動体験があって、そういったものには多額なものを払っても高くは感じないですけどね。

住めるだけにしては高いので、Rent to ownな考え方だったら嬉しいとか思っちゃいます。
話は変わるけど、レンティオって良いサービスだよね。

ちなみに、家を買って「資産運用を」とか、「賢い資産形成」とか
そんな賢しいこと(良い意味で)は目的にしていません。


4.買う時に必要なもの・コト

  1. 買う動機(買いたいなーと思ったでOK

  2. 住宅費ってなにを理解する(お小遣い帳作るでもOK

  3. 相談する人を見つける(普通は不動産屋さん

  4. 自分事なんだから真剣になる 

まずはどんな本を読めば良いですか⁉︎とか、
銀行とかめちゃくちゃ調べた方がいいですか⁉︎とか
ご相談を受けるのですが、全くその必要はなくて

まずは不動産屋さんに話を聞けばいいです。
分かりやすく説明してくれるか、何をいってるのか分からんなのかは
不動産屋さんの問題です。

動機さえしっかりしていれば、相手も本気になってくれますし
間違っても、遁辞をかまえない事、教えてくれたら感謝することです。
不動産屋さんも貴方のために費やす時間は無限じゃないです。


5.買ったあと、どうなる??

  • 住宅ローンを組んだなら、支払いが始まる

  • 現金で買っていても、メンテナンスや税金を考えるようになる

無理のない資金計画をあらかじめ考えていることが前提ですが
今までの生活と変わらないが良いと思っています。

大好きを詰め込んだ自宅を買ったのなら、ワクワクが止まらん!
になってくれたらベスト。

支払いって聞くと、借金したーって気になる人へ
税金とか、手続きとか難しそーって考える人へ
実際、【あっという間で実感ないです、本当にこれで買えたんですか?】
という購入者がほとんどなので、蓋を開ければこのようなものです。

この状態で、運用とか資産とかを考えることができるようになったということです。


6.不動産屋さんのちょっと本音

あとは蛇足で。
お客様が家を買う時にどのようなことを考えていて、
不安に思っていて、
この購入がどういうストーリーになりそうか、
少しパーソナルな情報を聞けばなんとなくイメージできます。

予言はしてないけど答え合わせは必要で、最初から全部インプットすればいいってものでもないです。
きっとお客様が必要とするであろうものは、

  • ニーズに合致していて、

  • 安心できる物件で、

  • 客観的に見ておかしくない買い物
    総じて「良い物件」にまつわる話を提案してもらいたいはずです。

購入動機・生活イメージ・資金計画の妥当性・関係者の意思・購入方法など、ご自身が理解していること、ふわっとイメージしていること
これらがわからない限り、私の場合は提案することはできません。
イメージできないことは、できないってことです。

「私ならこうしますよ」というひとつのヒントをお渡しして、
合意できたらスタートです。
なので、貴方のこと教えてくださいって思っています。

一方で
・鍵開けの達人(物件の
・説明の人(物件の
・良いことだけをいうポジティブさん(物件の
ちょっと辛辣ですが、これらは最も嫌いな不動産屋さんです。
※別のステージでは、めちゃ優秀なんだけど。

まとめ

今日は、不動産を買うについてライトに書いてみました。

できる限り多くの人に当てはまるようにした内容ですが
これを読んでいただいて、ぽかーんってなってしまう人は、
一旦、呑んで忘れましょう。

だよね〜ってなる人は、すでに購入経験のある人か
すでに購入準備が整っている人かと思います。
冒頭のように、高校生が家を買ったっていいんです。

【分かりやすい不動産】を軸に、今後も発信していくつもりなので
分かりづらい!と思ったらコメントください。
励みになりますので、分かりやすくしてみるかもしれません。


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