もうすぐ7年目

私は現在、あん摩マッサージ指圧師として病院で働いています。
もうすぐ7年目に入ります。
入院患者さんや外来患者さんのマッサージや筋トレ、ストレッチを中心に行っています。
筋トレやストレッチは、理学療法士さんや作業療法士さんが加わってから、技術向上のために指導して頂き、今も仕事ができているのだろうと思います。
また、カルテを入力するパソコンの作業もあります。
今までは、他のスタッフに代わりに入力してもらっていましたが、上司に相談し、最近は自分で入力をしています。
体力も気力も使いますが、患者さんと色々な話をしながら仕事をするのは楽しいです。
元々、話すこともマッサージをすることも好きだからもしれないですが。
しかし、楽しいことばかりでもないです。
職場にはたくさんのスタッフがいます。
優しい方もいれば、そうでない方もいます。
視覚障害に対する理解が、なかなか得られないということも挙げられます。
私のように、弱視は理解がされにくいのです。
文字を拡大するなど補助を必要とする場合もありますが、読み書きもできますし、歩行も白杖を使ったり使わなかったりしていますが、できます。
車の運転など、できないこともありますが、日常生活は送れています。
見えづらいといっても見えるんでしょと何でもさせられたり、見えづらいから気づかないだろうと思っているのか、差別や嫌がらせは日常茶飯事です。
そういうことがあると、すごく生きづらさを感じます。
それでも、仕事を続けられている理由が、もうひとつあります。
それは、患者さんが優しいことです。
ご自身も病気や怪我などで辛い思いをされているのに、私に温かい言葉をかけて下さるのです。
何度も救われて、支えられてきました。
マッサージは好きですが、精神的に限界がきていることもあり、続けられる自信もなく、この先どうしようかと悩んでいます。
なので、マッサージ師に限らなくても、視覚障害者を大事にして下さる方や、そういう環境があったらいいなと日々思っています。

#仕事について話そう

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?