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縮毛矯正でピンピンになった毛先を治す方法

こんにちは。
髪質改善2.0 HairLouve開発者の御堂莉津都です。

今回の記事は、縮毛矯正で失敗?されてしまった方向けに書いてみます。
是非最後まで読んでいって下さい ^ ^

縮毛矯正による失敗と言ってもいろいろな種類の失敗がありますが、この記事では主にデザインについての失敗で最も多い「毛先がピンピンに真っ直ぐになってしまった」という失敗が起きる原因からその改善方法までお伝えします。

縮毛矯正で毛先がピンピンになる理由

それではまず、縮毛矯正で毛先がピンピンの真っ直ぐになる理由の部分から詳しくお伝えしていきます。
この記事を読めばもう二度と縮毛矯正でデザイン的な失敗を被ることはなくなるので、安心して下さいね。

1 まず、自分がなりたいデザインの種類を理解する必要がある

A  毛先がピンピンと真っ直ぐになるスタイル

画像のようなイメージになりたい場合は縮毛矯正がお勧めです。
しかし、カットがある程度お上手な美容師さんを見つけることが非常に重要になります。
縮毛矯正で使用する薬剤は髪の状態によって、酸性・中性・アルカリ性と使い分ける必要がありますので、しっかりとカウンセリングをしてくださる方か、縮毛矯正の経験が豊富なサロンを探しましょう。

一方で、下の画像の様なイメージを好まれる場合は縮毛矯正はあまりお勧めしません。

B  毛先が自然な内巻きになるスタイル

もちろん、どちらのデザインが正しいとかではなく「お好み」なのですが、「AになりたかったのにBになってしまった」とか、「BになりたかったのにAになってしまった」は完全な失敗になってしまいますよね。

最近ではお客様から「毛先が真っ直ぐになり過ぎないようにして下さい」とオーダーされることが多いので、美容師さんも知恵を絞ってできる限りピンピンな毛先にならないような縮毛矯正技術の研究をなさるようになってきました。
それ故、一昔前までの縮毛矯正と比べると最近はかなり質感も自然になってきていますが、そうは言っても縮毛矯正は縮毛矯正。
クセ毛が真っ直ぐになってくれる代償として、毛先がピン!と硬い印象になってしまうことはある程度織り込んでオーダーをする必要があります。

特に、このボブデザインの様に長さが肩より短いデザインにおいては注意が必要です。
ロングヘアの場合は毛先がピンピンになってしまったとしても、長さによって毛先がしなるように曲がってくれますし、前から見て毛先が浮いていない(肩下以上の長さがある場合)為、毛先がピンピンに真っ直ぐだったとしてもそれによってデザインが極端に酷くなるということは比較的起こりにくいです。

Bの様なデザインを好まれる場合は縮毛矯正をデザインとして考えておられる美容師さんを探す必要があります。
もちろんカット技術も非常に重要ですが、まずは縮毛矯正というより髪質改善技術に定評のあるサロンを見つけることが大切になってきます。

2 縮毛矯正はどうしても毛先がピンピンな真っ直ぐになる!?

一昔前はどこのサロンでやっても必ず毛先がピン!と真っ直ぐになってしまっていました。
ただ最近ではその辺りもかなり改善されつつあります。
とはいえ、普通に縮毛矯正をやるとやはりピン!とした真っ直ぐな毛先になってしまいます。
結論、それはどうして?と言われると「縮毛矯正はそういうもの」と言わざるを得ないものだと一般的には認識しておく方がよさそうです。

しかし先述の通り、中には研究熱心な美容師さんもおられます。
根元のうねっているところには縮毛矯正をかけ、毛先にはデジタルパーマをかけてカールを出す方法や、初回の縮毛矯正の場合は毛先だけ縮毛矯正をゆるくかけて、あまり毛先に縮毛矯正が強くかからない様に配慮する方法など、美容師さんも色々と技術の改善に力を入れておられます。
Bの様な毛先のデザインを求めるなら、そんな技術に貪欲な美容師さんをInstagramやYouTubeで見つけて予約するのも一つですね。(仕上がり画像の殆どは、プロがしっかりとブローして撮影されたものであると考えておいた方がいいですね)
ただ、現状では縮毛矯正がかかっている毛先にかけるパーマはやや質感が硬くなってしまう傾向にあり、根元付近のサラサラ感に対して若干毛先に違和感を覚える仕上がりになってしまうことが多いです。
結果、質感重視の方からは「やっぱり毛先パーマはやめておけばよかった・・・」という声が多く、またハンドドライだけで仕上げられない(ハンドドライだけでの仕上がりではお客様の満足度が低い)場合が殆どで、縮毛矯正+毛先カールの今ひとつ需要が伸びない原因にもなっていると思われます。

この技術はハンドドライだけで仕上げることができる国内唯一の技術です!
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 根元も毛先もサラサラの艶髪でハンドドライだけで仕上がる唯一の方法

ここまでは「これまで」の現状をお伝えしてきました。
ここからは「今後」の未来についてお伝えしていきます。

1 殆どの女性が毛先がピンピンな真っ直ぐなデザインを結局はコテで巻いて仕上げている!?

クセ毛で広がったり、必死にブローでクセ毛を伸ばしたりしてからコテで巻くくらいなら、毛先が真っ直ぐになってしまうとしてもブローの時間を短縮できるから縮毛矯正をかけているという女性が圧倒的に多いのですよね。

でもこれって、妥協案というかあまり合理的な状態だとは言えないですよね。
だって、毛先をほぼ毎日コテで巻くのならどう考えても毛先にはカールがあった方がいいですものね。。
毛先にカールがある場合とない場合では次の2つが大きく違ってきます。

1 湿気が多い日でもカールが圧倒的に取れにくい
2 コテの温度が低くてもしっかりカールが付くので毛先が傷みにくくなる

毛先にパーマがあった場合の利点

そもそも街を歩くとロングヘアの女性は特に毛先を少しだけ巻いているっていう方が圧倒的に多い時代です。
なのにどうして毛先のふんわりユルめのパーマをかけている人はこんなにも少ないのか・・・。
理由は大抵がこんな感じだと思います。

1 美容師さんから勧められない(断られる)から
2 縮毛矯正している髪にパーマをかけるには、美容師にある程度の経験と高い技術が必要だから
3 一度チャレンジしたことがあるが、失敗に終わった

まだ毛先ピンピンの人の方が多い理由

1と2はある意味同義で、3は数年前既にに経験済みであるという感じです。

3の失敗の中で最も多いのが「毛先の手触りが悪くなってしまった」だと思います。
縮毛矯正がかかっている毛先にパーマをかける方法で代表的なものがデジタルパーマです。
実はこれが意外と技術力や経験が必要な技術なんです。
もちろん美容師さんも懸命に施術しておられるのですが、現実的に失敗しておられるケースが殆どでした。
かくいう私も、これにはかなり苦戦していました。。


2 何故、今までの「艶髪ストレート+毛先巻き髪用パーマ」は失敗し易かったのか?

原因は簡単です。
毛髪が縮毛矯正によって既に軟化(濡らすと髪が柔らかくなる現象)している為、そこにパーマをかけようとすると通常は毛髪の質感が急に硬くなってしまうのです。(詳しくはまた別の記事で書きます)

そうなると、パーマをかけた部分とかけていない部分での質感が乖離してしまい、それがお客様の不満足感に繋がってしまっていたということなんです。

これは美容師さんの技術不足でも、薬剤メーカーのせいでもなく、物理的・化学的な理由だったので実質は「縮毛矯正した髪に艶のある柔らかいカールはかけることができない」が正解ということになってしまいます。

「縮毛矯正をかけた髪にパーマをかけることはお勧めしません」とカウンセリング時に言ってくれる美容師さんは良心的な美容師さんだと判断してもいいでしょう。

むしろ、「オレの技術、ドヤ!」って感じで無理やりデジパでパーマをかける美容師さんには警戒しておいて損はないかと思います。

縮毛矯正をかけた毛先でも、デジパで確かにカールは付くのですが上記の理由から私は基本的にはお勧めしません。


3 やっと全てが実現させることができるようになりました!

ここまで解説してきたように、通常は縮毛矯正の髪に柔らかい質感のパーマをかけることは殆ど不可能(髪の状態によってはたまたまラッキーな時もある)でした。

しかし2022年1月、それらの問題全てクリアさせることに成功したプロダクツが発売されました。

そのプロダクツの説明はこちらの記事に詳しく書いているので、興味があれば読んでみて下さい。


これは縮毛矯正ではなく、髪質改善トリートメントに属します。
これまでの髪質改善ではクセ毛を艶のある髪に変化させ、その状態を数ヶ月間キープさせることはできませんでした。
その代わり、毛先への柔らかい質感のパーマはかけることが可能でした。

髪質改善トリートメントと称されるもので最も多いものが「酸熱トリートメント」と言われていますが、これは毛髪の形状を変化させることができないため、「普通のサロントリートメントのしっかりしたやつ」的な立ち位置になります。

もちろん、艶の出方も限定的な仕上がりで終わってしまいます。

しかし、この新しいプロダクツは「髪質改善2.0」というカテゴリーでつまり、クセ毛も究極に自然でしなやかなツヤツヤストレートへと変化させることができ、さらにその質感のまま毛先にカールを作ることができる技術になっているんです!!

しかも、基本はハンドドライだけで十分カッコいいヘアスタイルを作ることができるようになりました。
下に証拠映像を貼っておきます。

これはまさに「革命」と言ってもいいレベルに仕上がっています。
実際にこのプロダクツを使用した美容師さんは全員、驚かれています。

ただ一つだけ難点があります。

このメニューを導入するには、導入店審査があるのでどんなサロンでも気軽に取り扱えるような商材ではないんです。。
更にこのサービスは2022年3月にスタートしたばかりなので、まだまだ導入店は関西に数店舗しか存在していないんです・・。(導入店がある程度増えてきましたらこのnoteで導入店情報リストを公開します!)

今後、どんどん導入店が全国で増えていくことは容易に推測することができるのですが、執筆段階(2022.5.5現在)ではまだなかなかやってもらえるサロンがありません。。

みなさんが通っておられるサロンでもなるべく早く導入されるよう、担当者の方にこの情報を届けてあげてみてください。

おそらく、導入されたサロンさんはお客様の満足度をさらに大きくに上げることができると同時に、サロンの利益構造も大きく変わることになるというところもあって、きっかけをくれたあなたに対して非常に感謝されることになると思います。
自分で開発した技術でありながらではありますが、これ以上の完成度のプロダクツや技術を持った美容師さんと私は今までお会いしたことがありません。

一応、公式Webサイトのリンクも貼っておきます。

上にも貼っていますが、もう一度リンクを貼っておきますね!

それではまた時間ができたら、有益な記事をどんどん配信していきますね!


               御堂 莉津都

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