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2020年個人的頑張ったことトップ10

2020年ももう終わってしまうということなので(早すぎる)、1年を振り返りたいと思います。

昨年もnoteで振り返っていたのですが、昨年と比べて今年はよく勉強したな~と思っています。院生になったので当たり前ですが。勉強頑張れてよかった。私はリモートで助かった部分が大きかったとも思っています。

2020年頑張ったことランキングTOP10を発表します!

1位 生理用品の歴史の授業開発

これに取り組んでいたのは2か月くらいの短い期間だったのですが、たぶんこの授業つくっていたときが一番熱中して頑張っていたなと思います。

ジェンダーとか生理のこととか、本当は考えることはとてもつらいことだったんですけど、なんとかやり遂げました。

いろんな先輩に意見もらって、最後は「オンライン歴史総合・探究研究会」で発表させていただきました。


2位 論争問題学習の評価方法について社会科教員にインタビューした調査研究

卒論を書き直して雑誌に投稿したのですが今も修正中です(泣)

この研究のもともとの問題意識は「評価を変えなければ社会科のねらい(暗記力を鍛えることではなく思考力や社会に参加する主体性を育むこと)は子どもに伝わらないのでは?」というものでした。

思い入れのある研究なのですが、「社会科で育成する学力とは何か」「その学力をどう評価するのか」という問いは本当に沼!です。

私自身も頑張りましたが、ゼミの先生にめちゃめちゃ助けてもらいました。



3位 社会科教育学の勉強

今年社会科教育学の授業で扱った本は渡部竜也先生の『主権者教育論』『歴史的思考』『教師のゲートキーピング』、社会認識教育学会の『中学校社会科教育・高等学校公民科教育』です。来年は渡部先生の『社会科授業づくりの理論と方法』を読みます。

ここは渡部ゼミかな?と思うほど渡部先生の本を読みましたが、ここで学びなおせて本当によかったです、学部生の時はよく理解していなかったということがわかりました(笑)

(余談ですがこの授業は13人くらい受けていますが日本人は私と先生だけです。他は中国人6人、ベトナム人1人、ミャンマー人1人、モンゴル人1人、フランス人1人、ガーナ人1人です。彼らは本当に優秀で、刺激を受けています)

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写真は中国人留学生のライセイウちゃん。

授業の他にも少人数のゼミで社会科教育学の論文をたくさん読みました。


④教育学の勉強

私は今大学院の「教育学研究科」に所属しており、社会科教育学以外の勉強もできたなと思っています。

今年特に頑張った授業はガートビースタの「WHY "WHAT WORKS" WON'T WORK(なぜ「役に立つ」は役に立たないのか)」という英語の論文を訳しながら読む授業です。「エビデンスに基づいた教育をしよう」という風潮を疑う論文です。

また、私が今いるゼミ生が扱っているテーマが幅広くて、「リーダーシップ教育」「メディアリテラシー教育」「博物館教育」「図書館を活用した教育」「知的障害のある子どもの主権者教育」「部活動改善による教員の働き方改革」など、様々な分野の研究に関心の幅を広げることができました。


5位 修士論文のための研究

私が教員になったら、格差社会の中でよりよい生活ができるよう努力するだけでなく、社会の構造そのものを疑うことができるような子どもを育てたいと思っています。

では今はそのような教育ができているのか?どうすればいいのか?ということを調査し明らかにするような研究がしたい、と考えたのですが、先生や先輩に「その問題意識はいいけどその問いと方法では研究にならない」と言われていました。

今目指していることは、「社会科教員はどんなテーマを扱うことに難しさ、タブー感を感じているか?」ということを明らかにする調査研究です。

もともとやりたかったことそのものを調査する研究ではありませんが、この方向性で来年は頑張りたいです。目的を明確にすることや方法を考えることはまだなのでまたどなたか相談にのってください。


6位 高校生ソーシャルデザインスクール

J-CEF(主権者教育の学会みたいなもの)で、高校生の主体的な学びを支援するようなプロジェクトをしたいということが決まって私含む大学生3人にその担当を任されたこの企画。

最初は「やらされ」だったのですが、高校生とオンラインで出会って対話を重ねるうちに、自分がはまってしまいました。部活動顧問ってこんなかんじなんだろうな・・・。

今年の12月にやった企画は、ジェンダー、セクシュアリティに関する「普通」を高校生で話し合いながら疑う企画です。

高校生だけで進行がすべてできて、内容も充実していて素晴らしかった!


7位 PBL

岡山大学大学院教育学研究科ではPBL(チームを作ってプロジェクトを行う)が必修であります。

大学院に入る前先輩にさんざん「PBLは大変だよ~研究どころじゃないよ~」と聞かされていたのですが笑、コロナで活動が縮小したこと、チームワークがよかったこと、テーマ(若者の政治参加)が明確だったことから思っていたほど大変ではありませんでした。

とはいえ、高校での主権者教育出前授業の前は超必死になって授業を作りました。年明けは岡山の中高生と市長・市議・市役所職員とまちづくりについて話し合うイベントを実施する予定です!


8位 オンライン社会科・公民科研究会の運営

今年5月にTwitter上でスタートしたオンライン社会科・公民科研究会の運営にかかわっていました。

社会科教育の研究会って死ぬほどたくさんあるんですけど、この研究会の特色は①Twitter上での発信力が強い、②TwitterとLINEのオープンチャットを活用した研究会なので全員匿名、③若い人が多いし匿名なので「権威」みたいなものがあまりない、という点だと思っています。

どの研究会もそうですが、登壇者の話題提供のおかげで勉強会が実施できています。ゆるい形でもネタ切れしないように続けていけたらと思っています。


9位 教員採用試験対策

来年東京都で中高社会科の教員採用試験を受けたいと思っています。そして今年の秋ついに初めて教員採用試験対策を始めました。

難しいんですね!当たり前ですけど。まだ教職教養も専門教養も勉強が追い付いていません。小論文は2回書きました。面接練習はしていないです。

間に合うかな?とても不安😢

今年は頑張ったランキング9位ですが、来年は優先順位あげていきます。

10位 Twitterライブ

今年の6月からNO YOUTH NO JAPANの能條桃子と社会問題について話しているところを配信するTwitterライブ「ももべっきゆるトーク」を始めました。

0612ももべっきゆるトークタイトル

≪ももべっきゆるトーク アーカイブ≫

http://bekkibekki.com/%e3%82%82%e3%82%82%e3%81%b9%e3%81%a3%e3%81%8d%e3%82%86%e3%82%8b%e3%83%88%e3%83%bc%e3%82%af/

何について話すか決めて、宣伝をして、当日話す、というだけであまり頑張ってはいないのですが、25回も続けられてすごいなあと振り返っています。

彼女とはこれまでほとんど話したことがなかったのですが、思想が近いこともあって話していてとても楽しいです。

来年も新しいことに挑戦していけたらいいなと思っています。


来年は!

来年優先すべきことは当然修論と教員採用試験です。

でもそれだけでなく、読書や教材研究も時間を見つけて取り組みたいと思っています。できるかな~。

もうM2とか早すぎる・・・。

私が今所属しているゼミをもっとよくしていきたい気持ちも強いので、留学生や後輩のためにできることも探していきたいと思っています。

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来年もよろしくお願いします!


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