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minneで「シリーズ」おまとめ中です

どうやら2023年12月に、minne(ミンネ)の新機能として
シリーズ」というのが、はじまってたらしくて。

要は「おまとめページつくって、公開・シェアできるよ」
ってことなんですけど、これって、私たちが2024年からちょこっと始めた、note でやりたかった事のひとつ、なんですよね。

絵を描いたり、デザインしたり、ラクガキしたり、は大好きなんですけど、
何しろ文章書くの向いてないというか、クソめんどいだけなので、
全然進んではいないんですけど。

オンデマンドプリントサービスのはなし

今生きてる、この時代には「Tシャツ専門サイト」というか、
ガーメントプリンターで「1枚から」オンデマンドプリントしてくださる
業者様がありまして。そのおかげで、一切の在庫を抱えることなく、
オリジナルデザインTシャツをネット通販(ドロップシッピング)できちゃいます。最近は、様々なグッズもつくれるし、DTF 印刷とかまで始めてくれちゃって、楽しくてしかたがないのですが・・・。
実は、日本はまだ全然、遅れてます。

例えば、有料化しちゃった Society6 とか、Design By Humans とか、多様性にも程がある REDBUBBLE とか。一度ご覧いただければ、日本の同業者さんたちが、いかに遅れているか、残念ながら、わかっちゃいます。

Tシャツボディ自体の品質やサイズ感だけの話なら、我らが日本には
ユナイテッドアスレ」がありますから、今やどこだって、5.6オンス ヘビーウェイトが標準になってて、海外サイトの製品よりも、全然満足度が高いです。たぶん世界一ハイクオリティ! だと思ってます。何なら、スーパーヘビーウェイトTシャツとかもつくれますし。

でも、たった1枚のイラストデータを、オートマチックに商品に落とし込んで、魅力的なイメージをいっぱい生成して見せてくれる、という機能性の面では、SUZURI も多少頑張ってくれてますけど、最近値上げばっかだし。日本はまだまだなんですよねー。

minne に至っては、ジャンルが違うと言いますか、「ハンドメイドマーケット」ってことになってて、女性に支持されてる、よい雰囲気のサービスではあるものの、何のことはない、ただのフリマアプリだし。いまだに(Amazonのように、ちゃんとした)営業日計算もできなくて。今後も、REDBBBLE のようになってくれる未来はあり得ない、最も低機能なサービスのひとつかも。(画像はいっぱい掲載できるので、インスタ連動とか、ご自分で作品撮影される方向けのサービスでしょうね)

minneの「シリーズ」は、親切な「おまとめページ」

だから、うちではもう minne と メルカリShops については「お試し版」白Tシャツメインでいいやって感じ、ではあったんですけど、昔ながらのブログで言うところの「カテゴリーアーカイブ」みたいな、何の新鮮味もない「シリーズ」という、ありふれた機能は、ないよりはあった方がいいと思います。メンテする際にも「あー、アレ minne に出品してなかった! やば」とか、わかりやすくなりました^^ 

やっぱり普通に「おまとめページ」「特集ページ」的なものは、訪れるお客様の入口として、とっても良いですし、あった方が普通に探しやすいので、親切なサービスを目指すなら、最初から必要だったと思います。

雑誌というメディアが、自分的にはほぼ死んでて(5年に2冊くらいしか買わず、買っても全部読まなくなった)、そもそも玉石混交すぎのネット空間には、とりあえずブックマークしとくと便利な「おまとめページ」さえあればいい(あとは本当はどうでもいい)はずなので。

(雑で手抜きでデタラメなレコメンド機能とか、ポンコツAI がなんちゃらとか、死ぬほど要らない感じなのに、無限増殖してて、ちょっとヤダ…)

何度でも訪れたくなる「楽園」の入口

鳥や動物のデザインTシャツをつくってるだけの、クリエイターの立場からすると、Tシャツトリニティのように、Tシャツに関してだけは無敵な「マーケットプレイス&ファクトリー」は、大袈裟に言えば、いまや母国よりも愛着のある場所なのですが、広すぎる施設は、どこから見たらいいのかわからなかったり、好きな鳥や動物やデザインが、探しにくかったりするもので。

そんな時に頼りになるのは、ランキングでも口コミでもなくて。雑誌レベルでしっかりとしたオススメ記事でも、まあいいんですけど、本当はそうじゃなくて。

自分で見つけちゃったら、ずーっと居たくなるような、お気に入りの専門店のような、居心地のよい「楽園」のような、何度でも訪れたくなる、花鳥園やどうぶつ王国のような、そこにあって他にはない、手入れが行き届いていてる「ゾーン」みたいな、スタッフの方々のこだわりや愛情が感じられて、多幸感に包まれる空間のような、陽だまりのような。

オカメインコのTシャツが欲しいなって思ったら、まずは、鳥イベか「オカメインコの楽園」に行くでしょ、みたいな。鳥全部、動物全部について、専門性の高い、満足度の高い、品揃えが圧倒的で目移りしちゃうくらいで、なおかつ、大人気のTシャツ(主役)はどれなのか一目瞭然でわかっちゃって、そのバリエーション(脇役)も気が利いてて気になっちゃう、みたいな。

そういう場所づくりを、クリエイターそれぞれが、自分の作品について、まとめるカタチでつくっていくことは、勿論大切で、お品書き・目次づくりに過ぎないかもで、今更で、とっても地味な、minneの「シリーズ」づくりも、基本中の基本。

逆に、例えば、Tシャツトリニティの機能で「こだわり検索」をすると、
こんなにも見やすい表示をしてくれるのに、この検索結果のページ、きっと誰もたどり着いてくれてないんだろうなあ、っていう虚しさがあるんですよね。(だから、せめてこの note 経由で、たどり着いて欲しいキモチ)

で、本当の本当は(キュレーター・キュレーションサービスに近い話にはなりますが)様々なクリエイターのTシャツ作品・傑作が、セレクトされていて、物足りなさのない圧倒的な(あるいは適度な)ボリュームで「おまとめ」されていて、すごくいい雰囲気とレイアウトで、見やすくて探しやすい状態が、常時アップデートされてるみたいな。

レビューはいろんなとこで勝手にやってくれてたら十分ですし、評価システムは余計なお世話だし、バズる必要もアピる必要もないんです。そもそも、全ての鳥や動物が、いちいち天下とらなくてもいいじゃないですか。

それぞれにふさわしいゾーンで、それぞれの魅力が伝わってて、その都度何かに何となく乗っかりながら、それぞれが末長く愛され続けていて、訪れる人が絶えない状態。そういうのがいいんですよね。(言い方がラーメン屋さんのはなしみたいですけど)

そういう場所が、日々、人と機械の手によって、半自動的にでき続けていって欲しいです。キーワードは「親切」だから、王道的な「分類・仕分け」も重要ですが、期待してなかった出会いや「意外性」もある、ゆるい感じがいいと思います。クリエイターごとの括りでは足りないので、何でしょう、一種の「つなぐ仕事」なのかなあ。

ある時は、主役と脇役が明確で、またある時は、脇役が主役で、主役が脇役で、とにかく楽しくて、見やすくて、ゆるいつながりで、何だかおかしなモノまで売れちゃってる感じがいいですよね。

可愛らしいレッサーパンダTシャツ売ってるのに、時々レッサーパンダジャイアントやアライグマやタヌキも売れてるほうが面白いから、そういう「おまとめページ」が用意してあっていいし、他のクリエイター作品と一緒に並べられてる「おまとめページ」なり良質記事なり、動物園・花鳥園・テーマパーク的なメタバースなりが、もっと普通にあってもいいですよね、という、とっても地味なお話でした。(minneも、noteも、うーん、地味すぎ?)

オカメインコ Tシャツ
オカメインコとインコのデザインTシャツ

オカメインコとかインコの楽園

minne|cotolyrica






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