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喜劇

 流行り病感染による1週間の自宅療養が終わり、昨年末の4日間はアルバイト三昧でした。当初の予定では4連勤ではなかったのですが、1週間バイトを休んでしまっている手前、僕に断る権利はないなと思って引き受けました。自宅療養の後半の体は本当に元気な期間は申し訳なさが勝ちまくっていました。“バイト先に復帰した後に自分がヘラヘラしてる夢”を見るくらいには、「迷惑かけてるなぁ」と思ってました。
 久しぶりに行くバイトはなんか楽しくて、自宅療養中は自分の代わりなんていくらでもいるという事実をひしひしと感じましたが、1週間休んだ結果、“誰にでも座れるイス”だろうが関係なく座れることが嬉しかったです。バイトに行くと自己肯定感がちょっと上がってる自分がいることに気がつきました。
 年末4連勤の2日目、バイト先の社員さんに「今日のバイトもう2時間いれたりしない?」と聞かれて、やはり断れませんでした。社員さんには「全然良いですよ、家に帰ってもどうせ一人なんで、寂しいじゃないですか」「先週休んじゃったんで、もう、いくらでもいますよ」と冗談みたいに返してみたもののこれは本音のようなもので、自宅療養を経て、家で一人でいるくらいならバイトしてる方が断然楽しいなと思うようになりました。別にお金稼げるし。バイト先の人となんでもないおしゃべりができるようになってきたというのも大きいですが、程よく楽しくて良いです。大学1年の頃から始めておけばよかったなと思ってます。そんな中改めて去年感じたのは、コミュニケーションは取るに越したことは無いけどめんどくさかったらしなくていいということでした。先輩の方から雑談をしかけた方がいいという体感は自分にもありますが、それが有り難がられるかはまた別の話で、「話すのだるい」と思う人もいるだろうし自分もその1人な自信もあります。年度の変わり目で結構な人数の先輩が辞めることになっていて、歴で言うと上から数えた方が早い人にもうそろそろなってしまいます。2ヶ月前まで僕はずっと名簿の一番下だったんですけどね。バイトをするのもあと1年くらいですが、その中で、人として最低限身につけておきたい力というか、持っていた方が得する力を習得したいです。

 話を戻します。やっぱり大晦日の夕方のバイト先のスーパーの混み方は凄まじく、あの日にスーパーを利用した全ての人は店員さんに感謝した方が良いと思います。店員さんがイライラを押し殺してるところに、全ての敬意を向けてあげてください。
 大晦日のアルバイトが終わってからは、友人と紅白歌合戦を見ながらすき焼きとピザとお酒を飲み食いしながら、無事年越しを迎えました。お互い共通で星野源さんが好きなので、喜劇のアレンジを見れて最高でした。4連勤を終えた後に良い年越しが出来ました。
 結局見る前に寝てしまったけど、CDTVの梅田サイファーの『KING』も最高でした。朝起きたら体バキバキでしたが、朝から雲一つない晴天で、友人を駅まで送った後に初詣に行くくらいには良い気分でした。神様、僕に内定を下さい。

 なんとなくnoteをやる中でのその年の目標として、行動力が欲しい(2022)、語彙力が欲しい(2021)、コミュ力が欲しい(2022)みたいなのを決めてたので、今年は人間力が欲しいです。漠然としてますが、欲しいです。


今年はより一層、自分に期待せず、他人にも期待せず、希望を抱くことなく、読書をしたりラジオを聴いたりしながら、人に迷惑だけはかけずに生きていけたらなと思います。


#329  喜劇

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