見出し画像

Live2Dクリエイター紹介#4 神吉 李花さん

こんにちは、Live2D noteです。
今日はLive2Dを使って活躍されている個人クリエイターの方をご紹介します。

今回ご紹介するクリエイターは 神吉 李花 さんです。
神吉さんは漫画家 兼 Live2Dデザイナーとして活躍されています。かなり早い時期からLive2Dに取り組んでおり、数々の商業案件はもちろんのこと、専門学校にてLive2Dの授業を受け持つ講師として活動する一面も持っています。漫画連載やVTuberのデザイン制作などイラスト方面の実績も豊富な八面六臂の実力派クリエイターです。

サムネ#0 (1)

お名前:神吉 李花

ご職業:漫画家、Live2Dデザイナー

連絡先:rk.kamiyoshi@gmail.com

Twitterアカウント:@rikak

ポートフォリオ:http://www.galvas.net/

――自己紹介をお願いいたします。

神吉李花と申します。漫画家をしながら、学校でLive2Dを教えたりLive2Dのモデリング案件を請け負っています。ぺ子というモデルでバ美肉してときどき生放送したりもしています。

――Live2Dをどこで知りましたか。

クリエイターの知り合いからLive2DCubismEditorのFree版が出た時期に紹介していただきました。

――Live2D歴を教えてください。

2013年の10月ごろに初めて触ったので、もうすぐ6年になります。最近は月1~2体くらいのペースですがコンスタントに自主制作や案件などで使用しています。

――実際にLive2D(Cubism)を使い始めたきっかけはなんですか。

自分の描いたキャラクターを動かしてみたいと思っていたので、興味をもち学んでみることにしました。一枚絵から本当に絵が命を持ったように動き出すことに感動して、もっとうまく使えるようになれば、たくさんの絵に命を持たせることができるぞと思い夢中になりました。

――どうやってLive2D(Cubism)を学びましたか。

1.0の書籍と公式サイトのチュートリアルで学び始めました。まだ情報が少なかった時期なので、自分の詰まったところやチュートリアルで分かりにくかったところを人と共有したいと思い、youtubeチャンネルやブログで制作のノウハウを公開していきました。言語化することで学んでいったような気がします。

――Live2Dを利用した仕事を受注したきっかけがあれば教えてください。

Live2D Creative Awards(※)の第一回に応募し、最終選考に残ったことがきっかけでLive2D案件を受注するようになりました。また、ノウハウを公開していたことが縁で専門学校や大学などの教育機関で講師をするようになりました。

※Live2D Creative Awards:年に一度行われるLive2D作品のコンテスト。2019年版はこちら

――Live2D制作で得意なことを教えてください。

何も知らない人に触り始めるところからLive2Dを使ってイラストを動かす技術を教える事、上手く動かない時にその理由を見つける事に関してはちょっとすごいと思っています。

――Live2Dをやっててよかったことはなんですか。

制作や講師の活動を通して、いろんな素晴らしい創作をする人たちに出会えたことです。あと、モデリング作業自体がゲームのように楽しいので、遊んでたら終わっている、という感覚で仕事が楽しめることです。

――Live2Dに関することで特に思い出に残っていることがあれば教えてください。

普段はモデリングのみの仕事をすることが多く、制作したときにイラストレーターさんが感動してお礼を言ってくれるのを見て嬉しくも「そんなにも…!?」と感じていました。昨年、VTuberの仕立てを担当させていただくことがあり、実際に自分の手を経ずに命を持って動き出した姿を見たとき、自分がこんな感動を与えていたのか、と世界がひっくり返ったような不思議な体験を味わいました。この感動は先に触っていないとできなかった体験だったのでだいぶお得だと思いました。仕立てを担当させていただいたご縁もLive2Dをやっていたことからだったので、触っててよかったなぁ~と思っています。

――これからLive2Dを始める方へひとことお願いします。

ちゃんと学ぼうとすると決して簡単な道ではないので、自分が一番好きだ!と思えるキャラクターで制作を始めることをお勧めします。絵柄とか塗りとかパーツとかは力技でだいたい何とかなります。自分の大好きに命を与えるんだ!と思いながら頑張ってみてください。
自作のHowto動画も公開していますので参考にしてもらえると嬉しいです。

――「どうしてもこれだけは言わせてくれ!」というお話があればお聞かせください。

教える事には自信があるので、Live2Dの導入講座、短期の講師などのご相談お待ちしています。モデリング案件や普通のイラストのお仕事などもお受けしていますのでぜひご相談ください。

――今後の目標をお聞かせください。

作品の解像度を上げていきたいと思っています。
今までは自分のかわいいを追い求めてきたのですが、これからはその本質、頭の中で生きている姿をよりうまく伝えられるように細かい部分に気を遣って仕上げていきたいなと思っています。

―― 神吉さん、ありがとうございました!

---------------

株式会社Live2D
広報担当:nishi

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?