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【第4章】モバイルハウス『ゆんゆん号』のつくり方

どうも、(元)荷台の夫 しうんです。

もうすぐ梅雨入りしそうな時期がやって来ましたね〜。
2016年の今ごろをGoogleフォトで遡ってみると、ヤフオクを使って17万円で競り落としたゆんゆん号の母体となる1トンのボンゴトラックを、長野からわざわざ高速バスに乗って神戸までお迎えに行ってました。

長野にただいますると、すぐさま子どもたちの遊び場と化すトラックの荷台。

実はこの頃まだ免許は取りたてで長距離運転に不慣れな中、ヒヤヒヤしながら神戸から長野まで下道を長らく運転して帰ってきた日のことを思い出します。

こちらは初期の頃に考えてた三角屋根のゆんゆん号をそこら辺にあった段ボールで荒く作ってみた模型。結局は、構造が複雑になるのを懸念して三角屋根は断念し、キャンパータイプに設計を変更しました。

はじめの頃は自分がどんなモバイルハウスをつくりたいか妄想してネットでイメージを検索したり、絵を描いてみたり、模型作ってみたりしてる時間は子供の頃に戻ったようにワクワクするものです。

実際に作り出すと目の前にやってくる一つひとつの課題を、いかに解決するかを考えながらまずは手を動かしてやってみるという仮説と検証の繰り返しです。

最初の頃は経験も浅く、とにかくうまくいかないことも多いですが、色々と失敗を糧にして作り続けてると経験値が身について徐々に効率も作業性もよくなっていきます。
失敗の経験を積むために大事なのは、誰かに頼らず、とにかく自分の頭で考え、それを実際に手を動かしてやってみること。あとは街や近場で参考になりそうな建築物をよく観察する癖を身につけましょう。

【第4章】モバイルハウス『ゆんゆん号』のつくり方

さて、先号では土台と基礎の枠組みをつくり、組み立てて棟上げするところまでをご紹介しました。

今号では、キャンパー前方のバンクベッド部分のつくり方と、モバイルハウスを脱着する際に肝となるアウトリガー製作の模様をお届けします。

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