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旅しながら進化しつづける可動産

どうも、荷台の夫 しうんです。

荷台夫婦の関東キャンパー旅がはじまって
もうすぐ二週間になります。

この二週間の周遊経路は…
石川県→長野県→群馬県→いま栃木県にいて
今日はこれから千葉県に向かい、来週は神奈川県を通って、来週末4月21,22日は東京で開催される地球市民フェス アースデイ東京に『モバイルビレッジ』という企画で参画します🌏🚛💨

今回の関東キャラバンは、関東近辺に住んでる仲のいい友人たちを訪ねながら、最終的に代々木公園で開催されるアースデイ東京に参加するまで約1カ月の長旅です。毎年12万人集まるアースデイ東京で、独創的かつ個性豊かなモバイルハウス(動く小さな家)をつくった仲間たちを集めて、"不動産ならぬ可動産の村"『モバイルビレッジ 』を代々木公園イベント広場のキャラバンテント周辺に出現させます🎪🚛🚚🚐💨

SAMPO

ドラム野郎こと目次さんのいばラブ号

うしいろ号

アースデイ東京

http://www.earthday-tokyo.org

モバイルビレッジの FBグループもやってます。
グループを立ち上げて1ヶ月で参加者600人を超えるコミュニティに成長してます。自由参加なので興味がある方はお気軽にご参加ください。

この関東キャラバンにお出かけする前に、冬の間に石川県の豪雪に見舞わせていちど廃墟になりかけたゆんゆん号を、荷台夫婦が共同DIYで10日間かけてリフォームして、見た目も中身もすっかり生まれ変わりました。

ゆんゆん号→ゆんゆん号2.0に至るまでの模様はこちらのnoteをご覧ください。

DIYって、自分がやった分だけ目に見えて成果が出ます。もちろん、そこに至るまでは試行錯誤の繰り返しで、自分の頭で考え行動し、アイデアを実際に手を動かしてなんとか形にしていくプロセスの連続です。

ゆんゆん号は完成された作品ではなく、常に暮らしとともに進化し続ける動くおうちです。

作りはじめてから、紆余曲折しながらなんやかんやでもう2年が経とうとしていますが、未だに完成しておりません(まるでガウディのサクラダファミリアのように…)。
白いキャンパー(ゆんゆん号1.0)が、曲線を活かしたログハウス風のデザイン(ゆんゆん号2.0)に生まれ変わり、さらに昨日でゆんゆん号3.0にアップグレードされた新たな姿がこちら!

竹の雨よけと縁側を兼ね備えた仕様にアップデートされました🎋⤴︎

ご協力してくれたのは、竹職人の友人 だいすけさん。

栃木県茂木町の山間で竹職人をしながら農的暮らしを営む五月女夫婦にお会いしてきました。

竹を使った手仕事で籠や蕎麦ざるをつくり、人の暮らしの支えとなる道具をつくる職人芸。

小高い山間で自然に寄り添った循環型の暮らし。無農薬の畑があり、裏山には自然資源が豊かな竹林があって、日本ミツバチを飼い蜂蜜を採集するなど、生きる知恵が暮らしのあちこちに垣間見れます。

竹ってこんなに可能性あるんだ!と感化され、シウンの動くおうち『ゆんゆん号』を竹で改築することを思い立ち、だいすけさんにご指導いただきながら、竹林から竹を切り出すところから竹細工して、竹の雨よけと縁側を即席でつくりました。

山から切り出した10mの竹を運ぶ様子

炭と銀たわしで水洗いしてあげると…

こんなにも青々した竹の姿になります!

その竹を鉈で割いていく

軽快な竹音を立てながら竹の丸棒を使って綺麗に四分割していきます。

美しい竹の内部

割いた竹を屋根まで運び上げて、竹に下穴あけてからビスで雨よけとして固定していきます。

以前は空き缶仕様だったのが、竹の丸みを帯びた和風テイストになりました。

竹を取り入れたことで、一気に和風キャンパーに早変わり🎋

できあがったトラックの縁側に座り、荷台の嫁もよろこんでおります🎍

和風と和装が似合う男 だいすけさん

室内はロフトベット仕様に変更しました✨

旅しながら進化する可動産 ゆんゆん号🚛💨


荷台夫婦の生きる実験はつづく