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夫、育休終了のお知らせ

こんにちは。
荷台家族のヨメかおりです。

今年は春が来るのが早いですね。
息子を連れてお散歩しながら次々と顔をだしてくる春の草花を見つけるのが日々の楽しみになっています。

4月に生まれた息子も間もなく1歳。
ついこの間まで赤ちゃんだったのになんだか頼もしくなって、一緒に遊ぶのが楽しいです。


冬は白馬で宿の管理人をしていました。
安曇野の我が家は隙間だらけでまだまだ寒いので、暖房が完備されていてお風呂があって窓が二重ガラスの環境はとてもありがたかったです。


寒さが和らいだ3月中頃、お世話になった白馬を離れ、安曇野の家の修繕を再開しました。


屋根の大掛かりな工事の間、家の中で過ごすこともできず、絶賛歩く練習中の息子を広くはないゆんゆん号に居させるのはどうかなと考え、
夫は安曇野に残り、わたしたちは工事がひと段落するまで実家で待機することにしました。


荷台の家に嫁いでからいつも一緒のわたしたち。
夫は、一年の半分くらいはなにかしら働いていますが基本的には家族一緒に過ごしてきました。

お仕事も、家族で一緒にいながらできることがほとんどでした。
りんご農家さんのお手伝いや、近所のログペンションの掃除、白馬の宿の仕事。
息子を順番におんぶしながらしたり、周りの方にもたくさん可愛がっていただきました。


息子が生まれて、わたしが産褥期のときも身の回りの世話は夫がしてくれました。
ごはんを作ってくれたり、布オムツを洗ってくれたり、お部屋を掃除してくれたり。

息子は、つい最近まで夜もしょっちゅう起きていたのでわたしは慢性的な寝不足。
そんなわたしを気遣って、昼間のお世話は夫がほとんどしてくれていました。
わたしは夜勤、夫は昼勤と呼んでいました。


子どもが生まれた瞬間から母性本能ただ漏れになったわたしは、泣いてる息子も怒ってる息子もノンストレスに可愛いと思えるしお世話も苦ではないけれど、
(さすがに続くときは感情を無にして時が経つのを待つ術を習得した)
少しずつ父性に目覚めていくであろう夫はその状態がストレスらしく長時間子守をした後はチーーーーンとなっていた。
それなのによく面倒をみてくれたなと思う。

産後の不安定な心身、ワンオペ育児でギリギリの精神力の中頑張っているお母さんが多い中、
育児をただただ楽しいと思えるようになれたのは夫のサポートがあったからだ。


白馬での日々が終わろうとする頃、春からどうしようかという話し合いを夫婦でトコトンした。
たくさん考えて、何度も話し合った。
胃の調子をくずすぐらいお互いに本気で向き合った。

それぞれが本当に望むことはなんだろうと突き詰めたところ、
夫は、安曇野の家の修繕に集中したい。自分で商いをしたい。
わたしは、安心できる環境で育児をしたい。家族みんなにイキイキと日々を過ごしてほしい。
ということになった。


息子が生まれてからずっと、一緒に育児に専念してくれた夫もそろそろ自分のやりたいことに目を向けていく時期が自然ときたようです。


というわけで、1年間の育児休暇(全然休暇じゃないけどね)卒業です💐

ぱちぱちぱちぱち!よく頑張りました!

あとはわたしに任せなさい!といっても日々息子とイチャイチャしてるだけで1日が過ぎて、ただ最高なだけだけどね。
家事は死なない程度にやります。


わたしのやりたいこと(ボディーワークやごはん作り、髪切り)は回数は減りましたが育児中も途切れることなくできていてうれしいし
それらはライフワークとなりつつあります。
あと2年くらいは息子の側にいながら、勉強や練習を重ねていくのかなと何となく思っています。

一つの季節をまたぐ度に、家族がそれぞれ一つずつ学びを得て成長していっている。
ゆっくりだけどそれがいい。


生きる実験はつづく🌳