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シドニーのチャイナタウン

2018年8月、シドニーのチャイナタウン散策。感じる雰囲気としてはかなりよい。牌楼(中華門)の通りだけでなく、より広い範囲で華人の生活基盤となっていることを感じられる。食堂、旅行代理店、不動産、手続き業者、医者、ディープな華人ビルまで華人の生きるためのインフラが一通り揃っており、また今でもしっかそれらがしっかりと生きている。

旧華僑が感じられたのは中華門(牌坊)と、その近くの広東式飲茶屋さん(会計時広東語だった)、小さなテナントが多く入った華人ビルや世界各地の地名が中国語で書かれた旅行代理店、ショップハウスに入った肉屋(会社名は東南亜兄弟公司)など。

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シドニーの中華系旅行代理店いろいろ。中華系の人達は昔はこういうところで親戚のいる中国や他の都市への航空券、ツアーを予約したのだろう。

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一方新華僑が感じられるのは最近流行りの重慶の小吃や麺、鍋のお店、蘭州拉麵のお店、最後に立派な中国銀行。

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そして新しい華人ビルには旅行代理店や中国北方の麺屋が。新旧華僑系それぞれが入ってるのだろう。2枚目の写真は教会の案内、粤語(広東語)、標準中国語の両方がある。前者は旧華僑、後者は新華僑が多いのではないか。

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シドニー、南洋華僑系のお店もある。Ho Jiak(福建語で好吃)、PETALING STREET(KLのチャイナタウンにあるストリートの名前)。

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シドニー、旅行社や雑居ビルに入る不動産会社、手続き業者など、古くからあるチャイナタウンに見られる旧華僑の生活インフラとしてのお店が多くみられるとともに、そこに中国北方系の料理店なども集まり若い中国からの移民や留学生の生活インフラにもなっている、生きた、また成長し続けているチャイナタウンとなっていた。

街全体の雰囲気としては、昔の街並が残っており、道も綺麗、アジア人多く、また人々も礼儀正しい、個人的には住む場所としてよさそうと感じた。街の写真を撮っていたらバンがバックしてきて駐車したかったらしく、ピッとクラクションを鳴らされたけどドライバーが車降りてすまないって合図してきたり、空港でタクシー降りたら警備員がドライブどうだったか笑顔で聞いてきたり、皆一定の心の余裕があるように感じた。一方普段住んでいるシンガポールはお互い我関せずだが、それはそれで心地よかったりもする。


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