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教育長の記者会見で見えてきたこと

3/18日、教育長の続投を求める署名の呼びかけ人の主催で、記者会見を開きました。
教育長と代理人も招かれ、今まで町民には知らされなかった事実が明らかになりました。
広報や議会だよりに幾度も「教育長の不適切な言動」と記載されるに至った背景について語られました。
以下、明らかになった町長部局による、教育長の人権を軽んじた理不尽な対応をいくつか記します。
*「👉」は、呼びかけ人による注釈及び客観的解釈です。

✳️教育長は、町長からの厳重注意の内容について納得をしていなかった。
👉ヒアリング時に、誤認があると2時間掛けて説明したが、厳重注意文書には反映されなかったそうです

✳️教育長は町長の厳重注意に対して異議申し立て書を提出し、教育委員や議員への報告を待つようお願いしたが「時間がない」と聞き入れられず、一方的な内容のまま報告がなされた。
👉起点となる事象発生から1年が経過していて、その言い訳は乱暴です

✳️町長部局は教育長に対し、反省文を「余計なことは書かずに、この厳重注意の内容に沿って来週までに書いて」「2期目続投するなら反省文を書いたほうがいい」と指示した。
👉脅迫です

✳️町長は「自分は教育長を処分できない。でも自ら報酬を減額してください、と申し出ることはできますよ、何らかの処罰がないと議員が納得しないんです、と言った。
👉
町長が教育長を処分できないことは認識していたわけです。

✳️教育長の代理人に町長は「自分はパワハラとは思っていない。特に厳重注意の後半部はそんなに大したことではない」と言った。
👉町長も教育長の言動に問題がないことを認めています。前半部分には「土下座」という単語の件がありますが、教育長から土下座したい気持ちだと謝意を示された保護者は不快に感じていません。そのことを伝え聞いた校長が、関係のない者(元教師)に作為的な違う形で伝え、その元教師が広く流布しています。

✳️代理人が町長に「では、なぜ厳重注意に後半部を掲載したのですか。載せる必要がありますか」と問うたが、町長は黙っていた。
👉町長は賢い人なので、自分の誤りに気付いているのでしょう。でも、それ以上に議員を恐れています。正しい判断ができないのなら、町長は辞任すべきです。
署名活動中、ある方が言ってました。
「任命権者として教育長を辞めさせるのなら、自分も一緒に辞めるのが筋でしょう」

✳️町長も第三者委員会を開く必要はない、と言いつつ「議員との関係性もあるし……」と言った。
👉町長と議員の私的な満足のために、高額の町税を注ぎ込むのは如何なものでしょうか。第三者委員会の目的については、反対する議員から議場で質問が出るも一切無視されました。追って情報公開請求を行い、公開して参ります。

✳️その時、町長は「自分は力がないから議員に強く言えない」と言った。
👉二元代表制を忘れた、町長の椅子にしがみつくだけの若者の姿がそこにあります

✳️厳重注意を渡された後、町長と2人で話した時、2期目の話になって、「私は中村さんにやってもらいたいと思ってるけど、議員がねえ、、。半数の賛成がとれるかなあ」と。
👉教育長の裏の任命権者は議員様のようです。山田町長は、自分が直接選挙で選ばれたことを知らないのでしょうか……

✳️教育長が町長に3月で退任と言われた時、その理由を聞いたところ……
①自分(町長)との関係性が崩れているからと言った。

👉前述の通り、原因は町長及び町長部局にあります。
②自分(町長)の出した「厳重注意」に異を唱えたからと言った。
👉事実誤認に基いた厳重注意文書を受け入れるならば、それこそ何のための「教育」でしょうか。


<以下、署名呼びかけ人より>
現在のところ、次期教育長をどうするのか町からの情報は一切ありません。中村教育長が続投するのか、新しい教育長の発表があるのか、空席となるのか、全くわかりません。
新しい教育長が発表されるとなると、それは全く理のないことになります。また続投になった場合に、議員たちがそれを認めるのかどうか焦点になります。中村氏の続投を認めない議員がいるならば、それは町民としてはぜひ理由を知りたいところです。町長及び議員には、町民に対し明白な理由を示す義務があります。

つまり来週、3月26日の10時から開催される定例議会で何が起こるのか有権者もしっかりと見届ける必要があるのです。

署名の終わりは町が物事を正しく理解し、実行させるように仕向ける新たなスタートです。多くの人々が注目していることを示すためにも、ぜひ傍聴に行きましょう!

確たる理も志もなく、限られた者たちが陰でコソコソと行う政治。住民にとっては不利益でしかありません。このようは町行政を子どもたちにのこしてはいけません。

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