社会人サークルは非営利でやるべき?お金をもらっちゃダメなの?

 さて、全国津々浦々どこにでもある社会人サークルですが、その活動内容や経済事情の内訳も様々です。

 結構、非営利を掲げて活動しているサークルも多いですね。月の会員制度だったり1回に支払う参加費だったり形は様々ですが、最低限の運営費をメンバーから徴収して活動しているところも多いみたいです。

 表面上は非営利は良い団体に見えますが、かといって、副業と割り切って参加費をもらいながら活動していくことも悪いわけではないと思うんです。バドミントンのサークルであれば毎月体育館の予約をとったり、シャトルを用意したり、必要あらばお貸しするラケットの購入をしたり、そこまで苦になる作業ではないとはいえ、それなりに手間とリスクも伴います。当日に参加してくれるメンバーがいなければ赤字ですしね。

 優しさや情だけで運営して潰れてしまえば元も子もないですし、せっかく参加してくださった方々にも迷惑な話しです。

 ですから、少しばかりのお金をもらいつつ、一人一人大切なお客様として意識してメンバーを見て運営していけば結果的にその方が上手く回っていくと思います。運営者もメンバーの一人でありながら、マネージメントに集中する理由をつけることができますからね。

 多少参加費を多めにもらってしまうのは仕方のないことですが、その分他のサークルにない価値を伝えたり、居心地のよい雰囲気をつくることができればそれでも辞めていく人は少なくなります。

 また、運営費をもらっていることによって、毎月自分に活動しなければならないという強制力をつけることができるのもよかったりします。ちなみに元々自分は継続力や意志力のない人間ですから、完全非営利の運営であればどんなにメンバーの方が楽しみにしてくれていると思っても体育館の予約など面倒事ばかりを考えてとっくに投げ出してしまっていると思います。モチベーション維持のためにもしっかり運営計画も考えるのも必要ですね。

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