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成功の法則92ヶ条⑤

楽天創業者の三木谷さんが書いた「成功の法則92ヶ条」第五章の「百戦して勝つ」から興味深い文章を取り上げる。

第59ヶ条

Get things done.
  世の中には
  二つのタイプの人間しかいない。
  できる方策を探す人と、
  できない言い訳を考える人

要約文

この文章は、成功への姿勢と目標達成の重要性について語っています。著者は、世界には大きく分けて二種類の人間が存在すると指摘します:物事を成し遂げようと方策を探す人々と、できない理由を探して言い訳をする人々です。前者の少数派が社会の進歩を牽引し、彼らの努力によって残りの大多数が恩恵を享受していると述べています。著者は、難しい目標を設定し、それを達成するために全力を尽くす重要性を強調し、どんな障壁も乗り越えられると信じることの大切さを説いています。また、ビジネスにおいても、この精神は非常に重要であり、問題を解決する過程を楽しむことが成功への鍵であるとしています。最終的に、人生においては物事に対して前向きな姿勢を持つか、難しい面だけを見て逃げ出すかのどちらかであると結論づけています。

感想

この主張には賛成です。私が勤める会社は縦割り組織で、自分の担当範囲外の仕事に手を出すことが推奨されていない文化があります。実際、新しい仕事を持ち込むことに対して不機嫌になる上司もいるようです。確かに、仕事を選び、拒否すること自体は問題ではありません。しかし、議論する機会も与えられずに仕事を却下するのは問題です。一方で、新しい仕事の提案をする側は、その提案が価値あるものか、会社の理念に合致しているか、費用対効果は適切かどうかを事前に深く考えることが必要です。では、どのようにして物事を成し遂げるための方策を探す人々が多い組織を作れるか、そのための楽天での取り組みについて知りたいです。

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