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お題が出ていたので、自己紹介についてのお話

自己紹介をするって、仕事をしているとしょっちゅう機会があります。
私は目の前にどんな人がいるか、つまり私にとってどういう立場の人かによって自己紹介の仕方が違いますが、自己紹介が苦手な人、話すのが苦手な人ほど、どこでも同じ自己紹介の内容を言うことが多いような気がします。

自己紹介の意味はその時々によって違っていて、ただ単に名前を覚えてもらいたい場合、自分自身を覚えてもらいたい場合、自分の能力を知ってもらう場合、自分の人柄を知ってもらう場合、自分の立場を知ってもらいたい場合、などがあると思います。そしてどれも印象に残ってもらう必要がある場合が多いです。
時には私に関心を持ってもらいたくない自己紹介もあると思いますが(笑)。

私は人見知りなので(知り合いは認めてくれませんが)、ひっそり当たり障りのない自己紹介を心がけます(笑)。私はちょっと家庭に事情があったので、小さい頃は自分の親の職業とか、家庭環境とかを他人には話すことを親に禁じられていました。そんなこともあってか、自己紹介は自分の性格とか、今自分の興味のあるものとかを少しだけ話します。ついでに私にあまり興味を持ってくれるな、と言うオーラも出していたように思います(笑)。私のことを知るのは私の大事な、親しい人たちだけでいい。それは今でもそう思っています。

その人を知る、と一口に言いますが、知ることには色々あると思います。その人に興味を持つとき、その人の考え方に興味がある、その人の趣味に興味がある、服装に興味がある、喋り方に興味がある、知識に興味がある、とか。
世間には、その人を知る、といったとき、根掘り葉掘り知りたがる人がいます。家族、家庭環境、素行、過去のあれこれなど。私的にはそういったことに興味はありません。まぁその人と友達になって、その人が私に聞いて欲しいといってきたら、何でも聞きますが、そうでない場合はできるだけ踏み込みたくないと思います。

「ミステリと言う勿れ」と言う漫画の主人公の整(ととのう)くんが、「彼女いる?」と訊かれた後に、訊いてきた人から「僕にも訊いてきてよ〜」と催促された時に「そういうことは、聞いてはいけないことだと思うので」と返していましたが、私もその意見に賛成。
もちろん、私に言ってきたことについてはちゃんと伺います。でも相手から言ってくれないとこちらから訊いたりすることはないかな〜。

人にはそれぞれ事情があるものなのよ。


#自己紹介

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