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キッザニアのアンケートを見て感じた本気度

先日初めて娘を連れて豊洲にあるキッザニア東京へ行ってきました。娘(4歳)が参加したのは不定期で水曜に行われているEnglish Activities Programでした。英語といっても構える必要はなく、簡単なジェスチャーや応答で済むぐらいなので行ってみたら拍子抜けするぐらいのものでした。これについては心配されている親御さんもいるかもしれませんが気楽に参加させてみてはいかがでしょうか。

2部の16:00〜21:00までの間の最初の4時間は連続して英語で5つのアクティビティを体験します。チームのような形で5名ほどが一緒に同じ行程を進みます。一緒にいたメンバーには中国系カナダ人のお子さんもいたり、世代もバラバラでしたが最後の方は何か解散するのが寂しくなるぐらい子供同士は仲良くなっていました。チームを率いるナビゲーターも外国の方で終始英語なのですが、優しく丁寧に接してくださって本当に安心できました。これは他のスタッフの方もそうですが子供を子供扱いせず敬語で話していました。あくまでも子供が主役ということで子供たちの可能性を信じ、彼らの成長を信じることを中心にキッザニアという空間が存在しているようでした。

さて、タイトルにもある「キッザニアのアンケートを見て感じた本気度」の話なんですが、キッザニアに参加した後にアンケートの協力を求めるメールが届きました。その一部内容が以下のものです。質問に対して回答の選択肢がよくある「大変良い」の代わりに一番上が「感動した」となっています。それ以降についてはよく見るような選択肢なんですが最高評価が「感動」とあり、これをキッザニアは目指して運営スタッフ全員が取り組んでいるんだなと感じました。評価基準を明確にすることはとても大事です。

キッザニア参加後日に送られてきたアンケート

今はディズニーランド、USJ、ジブリパークなど他にもテーマパークはたくさんあります。その中でキッザニアは他とは違う独自色を持っており、受動的にコンテンツの楽しみ方を与えられるものというよりは子供が主体的に取り組む環境がパーフェクトに近い状態で用意されており、程よい緊張を与えることで職業体験に向き合うことができるものでした。消防士の体験をした時も火を実際に消す場面があってその時も娘は真剣な表情をして任務にあたっていたのが印象的でした。各家庭それぞれの方針があってしかるべきですが、私はキッザニアのHPにもあるGet Ready for a Better Worldの理念に賛同します。「また行きたい」と言った娘の可能性と成長を信じて、また近いうちにキッザニアに参加してこようと思います。

キッザニア創業者 住谷栄之資さん

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