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不勝利時のゴール裏挨拶におけるブーイングが必要か否かについての個人的見解

はじめに

こんにちは
大学生のKazukiです。最近暖かくなってきたのは良いですが、花粉が辛い🤧くしゃみと鼻水が止まりませぬま。誰か杉花粉被害者の会一緒にやろう。

さて今回noteを書こうと思ったのは先日3月16日に行われた栃木SC戦での一幕。善戦したものの惜しくも点を許し敗北。シーズン4試合目にして初黒星。その試合終了後ゴール裏挨拶に来た選手に飛ぶブーイングの声。僕はあの中にいました。僕は負けた時にはブーイングはしない主義なので頑張って「次勝とうぜ」と声を出してみたものの、声は枯れ枯れで情けない感じでしたね…笑

それで最近ブーイングをする事について考えが変わった事、変わらない事、自分の考えを整理するためにも書いていこうかなと思います。
駄文ですがお付き合いください。

フリ丸ぅ

前提

ブーイング(booing)
観客が出演者や選手などに対して不満や怒り、非難を表すために行われる行為である。日本語の「野次」もこれに近いが、こちらはむしろ言葉をもって行われる。(Wikipedia参照)

所謂「ブー」って言う事です。

だがTwitter(新:X)のTLを見ていると実は野次の事を指している事が多い。ただ基準がめんどくさいのでここではやじの事も含めてブーイングと称します。
実際に自分が聞いたことのあるブーイングはこんな感じです。

「勝つ気あんのかよ」
「最後まで走れよ」
「○○相手に負けてんじゃねえ」
「やる気がねぇのか」
「帰れ」
「Boo」

このようにブーイングと言っても、色んな内容があることが分かりますね。
ちなみに自分の感想はこうです。

「勝つ気あんのかよ」▶無きゃ来てない
「最後まで走れよ」▶まったくその通り
「○○相手に負けてんじゃねえ」▶相手だって真剣だ
「やる気がねぇのか」▶無いわけない仕事だから
「帰れ」▶挨拶に来てくれたのに何ともまぁ
「Boo」▶日本語喋れ

正直全部が全部嫌いかというとそうゆうわけではありません。

自分の考え

自分は負けたときにブーイングをしたい人がいるという気持ちを分かった上で、横浜FCの選手を応援することで共に戦ってると思いたい派です。これは勝敗に関係なく最後まで応援の声を送りたいという意味です。

そして勝てなかった選手にプレッシャーをかけたい人も応援の声をかけるべきだと思います。ブーイングとは結局はただの負けた憂さ晴らしでほか無い。だから受け取る選手は今後やる気が出る所かこのチームで戦う気力が減っていくだけだと思う。
どんなに負けても「次は勝てるぜ」とか「どこまでも信じている」のような期待のかけ方がよっぽど選手にはプレッシャーになると思う。

ただ最近ブーイングが出るのは仕方ない事であるとも思ってきました。

拍手で迎えたい理由

少し昔話をします。
遡る事10年くらい前、小学生の頃僕はサッカーをやっていました。両親がサッカーを見るのが好きだったり、近くに応援するチームがあったり、始める理由は沢山ありました。ただあんまりうまくなかったし試合に出してくれることも学年が上がるにつれて減っていきました。度重なる怪我とずっとコーチに怒られ続け、中学に上がる時に嫌になって辞めました。
いわゆる挫折です。
だからサッカーを辞めた今は、頑張る選手や結果が出ない選手に最後までその味方でありたいと思っています。
そしてサポーターとしてどのような姿が一番かっこいいかを考えた時に、やはり最後まで応援する姿が素敵だと思っています。2023年最終節、降格が決まって尚止まらなかったチャントには心打たれた人が沢山いたと思います。僕もその一人です。

仕方ないと思う理由

「ブーイングが起きてしまうのは、仕方のない」
こう思うようになったきっかけは大学生になってアウェイに行くようになってからです。自分で計画を立てて、お金を貯めて、やっと待ちわびた週末が来る。2時間前には現地についてスタグルを食べて、スタメンを確認して、いよいよ試合が始まる。と言っても楽しい90分なんて体感10分くらい。試合が終わるのは一瞬。それで試合結果が悪かったらその日1日が最悪の気分になる。帰る道のりは参勤交代くらい長く感じる。
そうゆう経験をしました。
1日がかりの趣味。

そしてここで一番重要なのはサポーターはお金を払って見に来ているという点だと思います。

極端に言えば
サポーターはお金を払って見に来る客。
選手やチームはサッカーを見せることでお金を稼いでいる。

この構図がある以上試合に勝てないことで不満を言われても仕方ないと思うということです。自分が業務でミスをした時に罵詈雑言を浴びせられたら嬉しいかと言ったら全くNOだけど、でもそれがお客にマイナスになる事なら謝るべきだとも思う。もちろんこれは一般論だしスポーツという競技に当てはめていい事かは分からないけど、「負け試合を見せられた」「だからお金を返せ」そう感じる人も少なからずいると思う。

ただ「カスタマーハラスメント」や「サッカーハラスメント」等と最近そうゆう言葉が流行っているように、自分に不利益が被ったからいって、何を言ってもいいかというわけでは決してないとも思う。これは思いやりとかそうゆう話になってくるけど、仮に自分がバイトで客にクレームを言われたら、自分が悪いとはいえ挑発して殴らせて出禁にさせようと思うし笑

ただし

ただし何度も言うが、大なり小なりみんなお金を払って見に来ている。ブーイングをするなと他人の行動をサポーター自身が強制してはいけないと思う。これはゴール裏は自由であるべきという横浜FCサポーターの理念に反するし、結局スタンドは観客席、チームの許しがあるのであればその範疇でどんな自由も許されるはずだ。もちろんサポーター同士お互いを思い合ってだが。

ブーイングをしたい時だってある

自分はどんなに負けようがブーイングをするつもりは今のところありません。
ただ唯一例外があり、プレーをさぼったり諦めて途中で歩いた選手にだけは、全身全霊を捧げてブーイングをするつもりです。

以上駄文にお付き合いくださりありがとうございました。

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