飲んでいる薬(降圧剤)


最初に飲み始めたのはいつだろう?20年前になるかもしれない。前に通っていたT内科クリニック、今その名前を覚えている人すらいない、そんな所で処方してもらった。職場の健康診断で30代の頃から血圧が高く、それが原因か、頭痛、めまいがあったのが誘因だったような。若年性高血圧という言葉があるかは知らないけど、若い頃から降圧剤を飲んでいる。

最初にもらったのが、コニール。分量は覚えていないけど、2とか、4とか、少ない量であったことは間違いない。この薬、カルシウム拮抗剤というタイプの薬で、日本で1番飲まれている薬で、血管を拡げて、血圧を下げるというものらしい。グレープフルーツジュースを飲まないこと、この薬の特徴で、良くないとのこと。しばらく、コニールを飲んでいたけど、副作用らしきものが出たので、医師に相談した。というか、歯医者で聞いたかもしれない。歯茎が腫れて、歯肉炎になったのだ。単に歯がキチンと磨けてないだけのこともあるかもしれないけど、中止しました。

そんなこともあり、次に飲む降圧剤は全く作用の違うタナトリル5mgになりました。ACE阻害薬というタイプで、まずまず合ったというか、それから長い間飲み続けることになりました。副作用の空咳も出ませんでした。

ちょうど、タナトリルに変えた辺りで、通っていたT内科から寺田循環器内科に転院というか、換わることにしました。風邪の時に抗生剤をくれたり、とにかく空いていたT内科クリニックだったので、遠いですが他の病院をさがすことに。去痰薬など、転院して初めてもらうなど、処方される薬はずいぶんと違いました。ただ、タナトリル5は変わらなかったですね。循環器科の先生らしく、毎回聴診器を当てて、心音を聴いてくれましたし、いつもにこやかに励ましてくれたことが印象的でした。

ずいぶんと寺田先生にお世話になりましたが、先生が体調を崩されたということで、またまた病院を探すことに。前から整形外科などでお世話になっていた近所のクリニックへ換わることにしました。降圧剤はタナトリル5のままでしたが、先生が換わると、今度はブロプレス(カンデサルタン)8に変更になりました。高い薬のイメージでしたが、タイミング良く後発品が登場して、経済的負担もなくて助かりました。カンデサルタン、これはARBと呼ばれる降圧剤で、作用は異なりますが、先のタナトリルと似たような薬でした。

このカンデサルタン8も長い間飲むこととなりました。ただ年齢を重ねるにつき、血圧も上昇してきたものですから、量を最大限の12mgまで増やすことになりました。増やしてもそんなに下がらなかったのですが、しばらく飲み続けました。追加で利尿剤やカルシウム拮抗剤を増やすかもと先生に言われましたが、何とか単剤で済ませることにしました。

ただ、寒い時だったか、血圧が上がるものですから、他の薬にしなければならないと考えてました。カルシウム拮抗剤は嫌だし、アジルバ(アジルサルタン)というARB最強の薬は高いということで、複数の薬を飲むか、迷っていました。自分が主治医のように誤解している私ですが、今の消化器内科の先生も血圧に関しては考えてくれるというより、関心がないように感じます。内視鏡は得意の先生ですけど。

ところがタイミング良く、前述のアジルバに後発品が出るとのこと。いつもの悪い癖で、さじ加減もわからぬ私ですが、先生にアジルサルタン20への変更を申し込みました。医師でもないのにね(笑)カンデサルタン12ならアジルサルタン40でしょうけど、のぞき込んだパソコンの中には20しかはいってなかったので……。恐ろしい当てずっぽですが……。

今飲んでいるアジルサルタン20はなかなか降圧効果があり、血圧も良い値に落ち着いている。カルシウム拮抗剤にはアジルバ以上の降圧剤があるようで迷ったけれど、アジルバに。お前に選ぶ権限あるのか(^-^;前述の副作用が心配でカルシウム拮抗剤は使いたくありません。あんまり下がりすぎても、めまいやふらつきがあるし、血液が行き渡らないような気が。

将来的には単剤では難しいので、ARB+利尿剤の合剤にしてもらおうと勝手に想像しています。‘前立腺肥大がありそうなのでα遮断薬、いつも80近い頻脈なのでβ遮断薬なんかも追加と素人ながらに考えていますが、若くて優秀な先生がいるクリニックがいないかと探しています。

そもそも血圧を下げる必要もあるのか、薬を飲む必要もあるのか?会社の同僚も高血圧放置の人が多いです。ただ、亡くなった父は晩年、透析をしていました。腎硬化症が原因、遠因として、高血圧だったのが影響しているかもしれません。そんなことからも血圧は気をつけたいですね。


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